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IllustratorとInDesignでは、テキストの回り込みの設定方法やオプションなど考え方がまったく異なります。
Illustrator
対象
テキストオブジェクトと回り込み用のオブジェクトの両方を選択 (また、回り込み用のオブジェクトは前面にある必要がある)
設定
[オブジェクト]メニューの[テキストの回り込み]→[作成]
オプション
- 回り込み用のオブジェクトを選択し、[オブジェクト]メニューの[テキストの回り込み]→[テキストの回り込みオプション]で[オフセット]値を設定(回り込み用のオブジェクトごとに設定可能)
- 回り込みを反転
備考
[オフセット]は、上下左右に同じ値しか設定できないため、自由度が低い。画像そのものに対して設定するのでなく、回り込み用の塗り/線なしの四角形を作成し、それに対して設定した方がよい。
Adobe Configuratorを使うと、次のようなオリジナルのツールパネルを作成することができます。
あんまり話題にならないんですが、次のように縦に並んだオブジェクトの中央を揃える場合、Illustrator、Photoshop、InDesignでは[水平方向中央に整列]と呼んでいます。
でも「水平方向中央」と言われて想像するのはコレ。
ちなみに、Fireworksのメニューでは「縦方向中央揃え」と呼んでいます(ただし、[整列]パレットでは[水平方向中央])。
Adobe CS5のリリースからほぼ1年。次期バージョンとなるCS5.5が発表になりました。噂通り、有償のアップデートです。
- InDesign、Dreamweaver、Flash、Flash CatalystはCS5.5になるが、Illustrator、Photoshop、FireworksはCS5.1に。ただし、CS5.1は、CS5.5にしないユーザーが受けるアップデートと同様。つまり「Photoshop CS5.0(12.0.4)」と「Photoshop CS5.1(12.1?)」は同じもの、という複雑怪奇なバージョン表記に。
- InDesign CS5.5で保存した.inddファイルはInDesign CS5.0で開くことはできないので要注意。
- Adobe Nav、Adobe Color Lava、Adobe Eazelという有料アプリがiTunes App Storeからリリース予定。Photoshopと連携できる。
ご参考:
Terry Whiteさんが「5 Things You May Not Know About InDesign CS5」(InDesign CS5について、あなたが知らないかもしれない5つのポイント)というビデオを公開しています。
かなり意訳ですが、おおよそこんな感じです。
[ガイドを作成]は結構使えるよ
[レイアウト]→[ガイドを作成]をクリックすると表示される[ガイドを作成]ダイアログボックスで設定します。 ポイントは2つ。[プレビュー]にチェックを付けて作業すること、そして、「マージン」と「ページ」のオプションの切替を意識すること。デフォルトは「ページ」だけど、マージン内で分割することの方が多いんじゃないかな。