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InDesignの目次と索引は自動更新されません。ちょっとやっかいなのが自動更新の方法。

  • 目次はメニューコマンドから。索引はパネルメニューから。
  • 目次は[目次の更新]だけど、索引は[索引の作成](で、次のダイアログボックスで[索引を置換]オプションにチェック
  • 目次は対象フレームを選択しておく必要があるけど、索引は選択しておく必要がない

うーん、イヤミなくらいトリッキー。

 自動更新しない場合、どこで設定
ページ番号 
目次目次の入っているフレームを選択して[レイアウト]メニューの[目次の更新]
索引[索引]パネルの[索引の作成]をクリックし、[索引を置換]にチェックが入っている状態で[OK]ボタンをクリック
(索引の入っているフレームを選択しておく必要はない)
相互参照 

InDesignのアドバンテージを考えてみました。

  • 印刷用のデータを作成できる(これがホームポジション)
  • Illustrator、Photoshop、PDFなど、手元の素材系ファイルをバシバシ貼れる(これはKeynoteも同様)
  • 自動カーニング、合成フォント、文字組みアキ量設定(句読点の後のアキ、括弧類、和欧間の調整)などを使って美しい文字組版を実現できる

長文/複数ページに必要となる目次、索引、相互参照、脚注などは、Wordとバッティングするし、マスターページを使って同じ体裁のページを量産していく様は、PowerPoint/Keynote的な側面もある。一方、段落スタイル/文字スタイル、先頭文字スタイル/正規表現スタイル、セルスタイル/表スタイル、オブジェクトスタイルなどを使ってシステマチックに組み上げていくのは、Webページみたい。こうしてみると、いろいろな顔があっておもしろい。

表にまとめてみました。

WebWordPowerPointKeynoteIllustratorInDesign
拡張子.html.docx.pptx.key.ai.indd
カラーモードRGBRGBRGBRGBRGB/CMYKRGB/CMYK
マスター
ページ
マスター

なし
*1


*2
ありありなしあり
入れ子 可能
自動ページ番号-
組版自動カーニング
合成フォント
句読点の
後のアキ
括弧類
和欧間の調整
複数ページ目次
索引
相互参照
脚注
画像の
配置
リンク/埋め込みリンクリンク、
埋め込み
埋め込みリンク、
埋め込み
基本はリンク
(埋め込みも可能)
Illustrator
(.ai)
*3
GIF/JPEG/PNGに変換
またはSVGに変換
Photoshop
(.psd)
GIF/JPEG/PNGに変換する
PDF
インライン(img)
独立
書き出しPDF*4
PDF/X
インタラクティブ
PDF
EPUB*5
電子書籍(DPS)
プレゼン
テーション
アニメーション
トランジション
スライドショー

2014年2月、東京、福岡、名古屋、大阪、札幌で『CS vs CC 徹底比較セミナー』(主催:アドビ システムズ)が開催されます。参加費はいずれも無料。

CREATE NOW DESIGN TOUR『CS VS CC 徹底比較セミナー』では、まだCreative Cloudへ移行していないデザイン、印刷、DTPユーザーにぜひ知っていただきたいセッションをご用意しました。セミナー開催地は全国5カ所。第一線で活躍するプロユーザーに過去バージョンとの比較デモを披露していただく他、各開催地の地元のクリエイターや印刷会社様に導入事例をご紹介いただくなど、ここでしか聞けない価値ある情報をお伝えします。

  • 2月7日(金)東京
  • 2月12日(水)福岡
  • 2月19日(水)名古屋
  • 2月20日(木)大阪
  • 2月26日(水)札幌

このうち、東京(2.7)、札幌(2.26)の回に、鷹野 雅弘(スイッチ)が出演します。

Illustrator CC、Photoshop CC、InDesign CCの3製品がアップデートされました。これによって、Illustrator CCは17.1.0、Photoshop CCは14.2、InDesign CCは9.2になります。

version-201401.png

Creative Cloudのウィンドウからアップデートできない場合には、いずれかのアプリケーションの[ヘルプ]メニューの[アップデート]をクリックしてみてください。

version-201401-2.jpg

icn_Art_View_512.png

あー、やっぱりMacでよかったよな、と思うのは「ツーフィンガースクロール」と「Quick Look」。前者は出先しか使わないけど、Quick Lookがないときに、どうやって仕事していたか、思い出せないくらい、重要な機能だと思います。

ちなみに、Quick Lookは、2007年10月にリリースされたMac OS X 10.5(Leopard)ではじめて搭載。ドキュメントを開かなくても、スペースバー(またはcommand+Yキー)でプレビューできる機能です。その後、地道に強化されて、SpotlightやOpen/Saveダイアログボックスでもサポート。意外なところでは、Transmitでもサポートしています。

(フルスクリーンや一覧表示は、キーボードショートカットを覚えておきたいですね。)

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