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省略線(途中を省略したことを示す波線)について、どうしたものか、と、もう10年以上、アレコレやってきましたが、これが最強っぽいと思われる案をご紹介します。
完成形
Illustrator、Photoshop、InDesignでスウォッチの共有するには「交換用スウォッチ」を使います。拡張子は「.ase」(Adobe Swatch Exchange)のファイルに書き出します。
ところが、この「.ase」ファイルの書き出しコマンド名が、アプリケーションによって異なります。
アプリケーション | コマンド名 |
---|---|
Illustrator | スウォッチライブラリを交換用として保存 |
Photoshop | 交換用にスウォッチを保存 |
InDesign | スウォッチを保存 |
Illustratorは、Illustratorファイル(.ai)としてスウォッチライブラリを書き出せるほか、Photoshopは「.aco」という独自のスウォッチライブラリをサポートしています。
Illustrator | Photoshop | InDesign | |
---|---|---|---|
スウォッチライブラリを Illustratorとして保存 | .ai | ||
スウォッチライブラリを 交換用として保存 | .ase | ||
交換用にスウォッチを保存 | .ase | ||
スウォッチを保存 | .aco | .ase |
.acoは「Adobe Color Swatch File」(Adobe スウォッチファイル)に由来するそうです。つまり「Adobe COlor swatch file」ってこと?
2014年7月23日に開催された第158回バンフーセミナーの終了後、「アンカー付きオブジェクトの大きさに応じて、対応するテキストを調節したい。うまい方法はありませんか?」という質問をいただきました。
今関さん(Blue-Screeeeeeen.net)からコメント(と動画)いただきました。ありがとうございます!
手動で次のブロックに揃えることになりますが、「アンカー付きオブジェクトにするもの+ブロック調整用オブジェクト」でグループを作り、グループにはアンカーのスタイルを、調整用オブジェクトには[テキストの回り込み]を[オブジェクトを挟んで回り込む]に設定すれば、改行無しでテキスト位置の調整が可能でした。
ほぼ毎週放映されているアドビのUstream番組「Creative Cloud 道場」の57回目「2014年リリースIllustrator CC | InDesign CC大特集」のアーカイブ(録画)が公開されています。
それぞれじっくりと触れているので、新バージョンについて学びたい方は必見です。
InDesignの表スタイル、理解できるまでがちょっと大変でしたが、設定できると気分が高揚します。