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InDesignは上位互換(下のバージョンで作ったものを上のバージョンで開くこと)は基本的に可能ですが、その逆が基本的にできません。
InDesign CS2で作ったものは、[ファイル]→[書き出し]で「InDesign互換(INX)」を選択することで、InDesign CSで開くことが可能です。
ただし、InDesign CSに、3.0.1(CS2互換アップデート版)のパッチを当てる必要があります。ダウンロードはこちらから:Macintosh、Windows
InDesignで、異体字を変更する際、[検索・置換]ではできない場合があります。
解決方法は、アドビのサポートデータベース[異体字に切り替える方法(InDesign CS)]に掲載されています。
要するに、Unicode値を使う必要があるということです。ちょっと面倒ですね。
QuarkXPressとInDesignで異なる用語の一部をピックアップしてみました。
QuarkXPress | InDesign |
---|---|
ボックス | フレーム |
アイテム | オブジェクト |
内側 | ノド |
外側 | 小口 |
アンカーボックス | インラインフレーム(インライングラフィック) |
ブレンド | グラデーション |
適用 | プレビュー |
画像使用状況 | [リンク]パネル |
出力ファイルの収集 | パッケージ |
縦組み中の文字回転 | (自動)縦中横 |
段落罫線 | 段落境界線 |
特殊キャラクタ | 特殊文字 |
フォントセット | 合成フォント |
連続複製 | 繰り返し複製 |
レイアウトパレット | [ページ]パネル |
カラー | カラー |
スウォッチ | |
スタイルシート | 段落スタイル |
文字スタイル | |
文字ボックス | テキストフレーム |
フレームグリッド |
アドビシステムズ 株式会社、株式会社モリサワの主催による「Adobe InDesignナイトセミナー」が2006年1月、2月に開催されます。
InDesignを未使用の方を対象する「初級編」は、このDTP Transitの執筆者のひとりである鷹野雅弘が担当します。実際に、QuarkXPress(+イージーコンポ)にヘビーに依存した制作環境からInDesignに経験を元に、あくまでもユーザーの視点で移行の光と影をご紹介する内容です。
初級編の日程は1月27日、2月17日です。ともに18時スタートです。
詳しい内容とお申し込みは、アドビのイベント案内のサイトから。
最近、よく「InDesign CS2って、CSと比べてどうですか?」と聞かれます。細かいところでかなり手が入っています。実際の制作では、この細かいところほど、ありがたかったりしますよね。リストアップしてみました。
Macintoshに関しては、InDesign CS2からアクティベーションが必要になったこともあり、バージョンアップを躊躇している方も少なくないようですが、バージョンアップフィーを払っても十分に元が取れると思いますよ。
なお、アドビのサイト内の[InDesign CS2主な新機能]というページでは、各新機能をFlashムービーで確認することができます。