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Illustratorで文章を扱うとき、矩形エリアに文字を流し込んだままではなく、次の4点は、最低限設定します。

  • 行送りの設定
  • 均等配置(行頭行末揃え/ジャスティファイ)
  • 禁則
  • 文字組み(約物前後や和欧間のスペースの設定)

逆を言えば、Illustratorではポイントテキスト(文字ツールでクリックして入力したテキストオブジェクト)を前提としています。

AICS4-mojikumihan-013.png

ドキュメント内で設定したフチ文字などを、ほかのオブジェクトにも適用させたい場合には、グラフィックスタイルを使うと2つのメリットがあります。

  • ほかのオブジェクトに同様のスタイルを、スピーディに行える
  • 修正が生じる場合に、一括変更が可能

AICS4-graphicstyle-010.gif

グラフィックスタイルは、「スタイル」機能としてIllustrator 9.0から搭載。Illustrator CSからは、段落スタイル/文字スタイルが搭載されたため、「グラフィックスタイル」と名称が変更されました。

グラフィックスタイルの適用は次の手順で行います。

スポーツ新聞風のフチ文字を作成する手順です。

AICS-sports-011.png

Illustratorで細かい文字調整を行う方法を解説します。

aics4-kumihan-ba.png

Illustratorには「クリッピングマスク」と「不透明マスク」の2つのマスクがあります。

opacitymask_fin.png

イラスト協力:宇佐美由里子(Indexdesign)

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