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遠近グリッドへのオブジェクトの配置と変形について

オブジェクトの配置

  1. オブジェクトを遠近グリッドに配置するには、まず、[遠近図形選択ツール]を選択します。
    AICS5-perspective-024.gif
  2. オブジェクトをドラッグすれば、遠近グリッドに配置されます。
    AICS5-perspective-025.gif

Illustrator CS5の新機能「遠近グリッド」ですが、なかなかややこしいので、自分のまとめ用のメモを公開しておきます。

図形描画を行うときには、どの面に描くかを選択しておく

  1. 遠近グリッドを使用するには、[表示]メニューの[遠近グリッド]→[グリッドを表示]をクリックします(または、command+option+I)
    AICS5-perspective-023.gif
  2. [長方形ツール]を選択して描画すると、左側の面のパースに合うように四角形が描画されます。
    AICS5-perspective-031.gif
  3. 異なる面に描きたい場合には左上のこれ(選択面ウィジェット)をクリックします。1、2、3などのキーを押して、面を切り換えることもできます。
    AICS5-perspective-031-のコピー.gif
  4. たとえば、3を押せば、右側の面に描画することができます。
    AICS5-perspective-032.gif

アピアランスを使って自動で伸縮するポストイット風メモを作成する方法をご紹介します。

postit.gif

これまでFlashへのデータ移行のために設定するだけだったシンボルの9スライスオプションですが、Illustrator CS5では、Illustrator内で使えるようになっています(Flash、Fireworksでは数バージョン前から実装済み)。

たとえば、次のようにタブがあったり、角丸などが設定されているオブジェクトを拡大縮小すると、タブの大きさや角丸まで変形されてしまいます。

9slice-0.gif

9スライスを使うと、文字通りオブジェクトを3マス×3マスの9スライスに分割して、四隅の形状を保ったまま拡大縮小が可能になります。

直し(修正)に強いデータ作り、という観点から、この9スライスはかなりポイント高いです。

文字ツール(エリア内文字ツールではなく)で適当にドラッグすれば、テキストエリアを作成することができますが、あらかじめ大きさを決めておきたい場合には長方形ツールでクリックして幅/高さを指定します。

  1. 文字ツールを選択すると、マウスポインタはIビーム(i-beam1.png)になります。
    AICS4-textarea-001.png
  2. 四角形の辺の近くにマウスポインタを移動し、Iビームの形状がi-beam2.pngに変わったらクリックします。
    AICS4-textarea-002.png
  3. 四角形の塗りや線の情報は消えます。文字を入力、またはペーストで流し込みます。AICS4-textarea-005.png

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