Illustrator:ムダなファイルを生成しない
印刷通販運営日誌で、印刷通販的、無駄なファイルを生成しないちょっとした設定というナイスなエントリーがあがっていました。
Illustratorの環境設定で[以前のバージョンファイルを開くときに[更新済み]をファイル名に追加のチェックを外す]のチェックをはずしておくと、ムダなファイルが増えないよね、という内容です。そうそう、そうなんです。私の会社でもやっています。
古いバージョンを残しておくためには安全だという考えもありますが、どちらかというと、古いファイル名をリネームして、新しいバージョンは(リンク保持のため)同じファイル名のまま作業を続けたい。
または、[更新済み]っていうのが漠然としすぎているので、たとえば「_CS3-CS4」みたいに、古いバージョンと更新されたバージョンがわかるようになど、自分でこの文字列を決められるといいのにな、と思うのです。
Illustratorの最大の敵は、Illustrator 8(5.5/10)だと言われて久しいですが、これだけバージョンが混在していくと、恩恵よりも、ファイル互換という負の遺産ばかりが目立っていくのではないかと危惧します。
この記事では、IllustratorとAcrobatについて触れていますが、ちょっと似たようなもので、Photoshopでバージョンの異なるファイルを作業して保存する際、環境設定で[PSDおよびPSBファイルの互換性を優先]を「常にオン」にしていくと、保存時のアラート(警告)を回避することができます。
追記(12月26日):
M.C.P.C.さんのどんな理由でIllustratorファイルに[更新済み]がつくような作業をする必要があるのか説明が必要にて言及いただきました。確かに、やみくもに[更新済み]を消してしまってよいかについてはワークフローの中で一考すべきです。ご自身のご判断でお願いします。