アプリケーション間でのスウォッチの共有(交換用スウォッチ)

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2014年7月31日、更新日:2014年8月13日
 

Illustrator、Photoshop、InDesignでスウォッチの共有するには「交換用スウォッチ」を使います。拡張子は「.ase」(Adobe Swatch Exchange)のファイルに書き出します。

ところが、この「.ase」ファイルの書き出しコマンド名が、アプリケーションによって異なります。

アプリケーションコマンド名
Illustratorスウォッチライブラリを交換用として保存
Photoshop交換用にスウォッチを保存
InDesignスウォッチを保存

Illustratorは、Illustratorファイル(.ai)としてスウォッチライブラリを書き出せるほか、Photoshopは「.aco」という独自のスウォッチライブラリをサポートしています。

IllustratorPhotoshopInDesign
スウォッチライブラリを
Illustratorとして保存
.ai
スウォッチライブラリを
交換用として保存
.ase
交換用にスウォッチを保存.ase
スウォッチを保存.aco.ase

.acoは「Adobe Color Swatch File」(Adobe スウォッチファイル)に由来するそうです。つまり「Adobe COlor swatch file」ってこと?

Wikipediaでは「Adobe Color Palette」とあります。

Illustrator

Photoshop

InDesign

ご参考

追記(2014年8月13日):

Illustratorから交換用スウォッチを書き出すとき、「グラデーション、パターン、濃淡を含むスウォッチは、交換用スウォッチに含むことができません」というアラートが表示されます。

グラデーションやパターンを含めたい場合には、[スウォッチ]パネルメニューの[スウォッチライブラリをIllustratorとして保存]をクリックします。

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