アプリケーション間でのスウォッチの共有(交換用スウォッチ)
Illustrator、Photoshop、InDesignでスウォッチの共有するには「交換用スウォッチ」を使います。拡張子は「.ase」(Adobe Swatch Exchange)のファイルに書き出します。
ところが、この「.ase」ファイルの書き出しコマンド名が、アプリケーションによって異なります。
アプリケーション | コマンド名 |
---|---|
Illustrator | スウォッチライブラリを交換用として保存 |
Photoshop | 交換用にスウォッチを保存 |
InDesign | スウォッチを保存 |
Illustratorは、Illustratorファイル(.ai)としてスウォッチライブラリを書き出せるほか、Photoshopは「.aco」という独自のスウォッチライブラリをサポートしています。
Illustrator | Photoshop | InDesign | |
---|---|---|---|
スウォッチライブラリを Illustratorとして保存 | .ai | ||
スウォッチライブラリを 交換用として保存 | .ase | ||
交換用にスウォッチを保存 | .ase | ||
スウォッチを保存 | .aco | .ase |
.acoは「Adobe Color Swatch File」(Adobe スウォッチファイル)に由来するそうです。つまり「Adobe COlor swatch file」ってこと?
Illustrator
Photoshop
InDesign
ご参考
追記(2014年8月13日):
Illustratorから交換用スウォッチを書き出すとき、「グラデーション、パターン、濃淡を含むスウォッチは、交換用スウォッチに含むことができません」というアラートが表示されます。
グラデーションやパターンを含めたい場合には、[スウォッチ]パネルメニューの[スウォッチライブラリをIllustratorとして保存]をクリックします。