Illustrator CC 2014で仕様変更された「均等配置」適用時の強制改行
これまでIllustratorでは、[段落]パネルの[行揃え]で「均等配置(最終行左揃え)」を適用している際、shift+return(Shift+Enter)で強制改行を行うと、次のように強制改行前の行が左揃えになっていました。
念のため、「均等配置(最終行左揃え)」は、このボタンです。
ところが、Illustrator CC 2014では、強制改行前の行にもジャスティファイ(行末揃え)がかかるようになりました。
InDesignと同じ処理になったわけですが、ドキュメントの互換性という意味で注意が必要です(Illustrator CCと、Illustrator CC 2014は、ドキュメントのバージョンが同じです)。
なお、異なるバージョンで開くときには、次のようなアラートが表示されます。[OK]ボタンをクリックするまでは、保存時の状態が保持されます。
追記:
大石さん(なんでやねんDTP)のアドバイスによりキャプチャ画像を「制御文字」付きのものに差し替えました。
制御文字といえば、Illustrator CC 2014には、いくつかの制御文字が追加されています。私は、スレッドテキスト利用時の「改ボックス」が欲しいです…
追記(2014年7月13日):制御文字
Illustrator CC 2014では、スペース、強制改行、タブ、テキストの終わりなどの制御文字が変更されています。
▼これまで(CS6/CC)
▼Illustrator CC 2014