なんと下位互換性があるIllustrator CCの文字タッチツール
Illustrator CCのウリのひとつ「文字タッチツール」は、アウトライン化を行わなくてもひとつひとつの文字の大きさ、回転、長体/平体、カーニングなどを調整できるという、ありそうでなかったツールです。
ちょっとビックリしたのが下位互換性です。
Illustrator CCの[文字タッチツール]を使って作業したドキュメントをIllustrator CS6形式で保存し、Illustrator CS6で開くと、文字はアウトライン化されることなく、また、バラバラにもなりません。
[文字タッチツール]での編集は、それぞれ、[文字]パネル内の各パラメーターに対応しているためです。
Illustrator CS5形式で保存し、Illustrator CS5で開いても同様です。
なかなかやるな!と感心しました。
追記(2014年1月15日):
バウンディングボックスでの変形になれていると、ちょっと戸惑いますね...
- テキストの大きさを変更するには、右上の[水平比率+垂直比率]のハンドルを利用すると、[フォントサイズ]はそのままで、[垂直比率]と[水平比率]が変更されます。
- command+shift+>などのキーボードショートカットを使うと、実際のテキストのサイズが変更されます。