[文字ツール]と[選択ツール]の切り替え(2)
Illustrator(やInDesign)での[文字ツール]と[選択ツール]の切り替えについて、次のように紹介してきました。
- [選択ツール]で文字上をダブルクリックすると、[文字ツール]に切り替わる
- [文字ツール]を選択し、テキスト上にカーソルがあるとき、escキーを押すと、[選択ツール]に切り替わる
- [文字ツール]を選択時、commandキーを押していると、一時的に[選択ツール]に切り替わる(ただし、直前に[ダイレクト選択ツール]を使っている場合には[ダイレクト選択ツール]になる)
テキストツールで文字の確定 | キョウダケダカンナーによると、テキストツールから選択ツールの切り替えには、command+enterでもいけます。
Photoshop、Fireworksでは、選択ツールには切り替わりませんが、文字の編集モードから抜け出ることが可能です。
グループ化されているオブジェクト内のテキスト
グループ化されたまま、グループ編集モードなどに変更せず、[文字ツール]でクリックすれば、テキストを編集することができます。
参照リンク
- 作業効率をアップするIllustratorのキーボードショートカット - DTP Transit(Illustrator)
- テキストフレームの編集時に、Escキーを押して選択ツールに切り替える - DTP Transit(CS2, CS3, InDesign)
- [2116]文字ツールからの選択ツールの切り替えはESCキーで【基本操作】 | DTPサポート情報
InDesign
テキスト編集中、escキーを押すことで[選択ツール]に切り換えることができます。
command+returnキーでは、「クイック適用」が開いてしまいます。
「クイック適用」のキーボードショートカットをcommand+returnキーからcommand+option+returnキーに変更、[選択ツール]のキーボードショートカットをcommand+returnに設定することで、InDesignでもcommand+returnで[文字ツール]から[選択ツールに]切り替えできます。
Photoshop
Photoshop CC 2015、テキスト編集時のescキーの扱いについて、ユーザーが選択できるようになっています(Photoshop CC 2014までは[テキストを確定]のみ)。
後から変更するには、環境設定の[テキスト]カテゴリを開きます(上のダイアログボックスで[環境設定/種類]とありますが、[環境設定/テキスト]の誤りですね。
なお、Photoshopでは、テキスト入力中に余白をshift+クリックすると、新しくポイントテキストを入力できます。