移動した機能には「移転届け」が欲しい + Illustrator CS5で変わった線端の扱い

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2012年4月27日、更新日:2016年7月 6日
 

先日、新潟でこんな会話がありました。

Illustrator CS5.1(=CS5)で矢印付けようと思ったら、いくら探してもなくてさ... 探して探して探してたら、偶然、[線]パネルで見つけたんだ。一言、言って欲しいよ、移動したんならさ。

なるほど!それはそうだ。その発想はなかった。

こういうことですね。

追記:

ご参考までに、Illustrator CS5以降の[線]パネルは次のようになってます。

移動しただけでなく、先端の扱いが変わっています。

Illustrator CS5では、[線]パネルの[先端位置]を[矢の先端をパスの終点に配置]に指定すると、矢印の先端がアンカーポイントの位置になり、はみ出ません。

フィルタ効果[線]パネル
CS3
CS4
CS5

追記(2012年5月3日):

InDesignやPhotoshopには「(このバージョン)の新機能」というワークスペースが用意されています。これだけでも、とても役に立つので、Illustratorをはじめ、ほかのアプリケーションにも欲しいところです。

追記(2016年7月6日):

Photoshop CC 2015.5の[CameraRawフィルター]の[レンズ補正]にて、「Uprightは新しい変形ツールに移動しました」というコメントが入っています。

ナイス!

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