細かすぎて伝わらないIllustratorの小技(8)進化したスマートガイド
先月末というか、日本時間では12月1日にリリースされたIllustrator CC 2015.2(19.2)のスマートガイドの変更は、一度知ったら戻れないナイスな改良です。
shiftキーなしで正方形、正円を描ける
[長方形ツール]でドラッグをはじめ、対角線にマゼンタ(紫っぽい色)のガイドが表示されると、正方形を描画することができます。
中心点にスナップしたときのマウスポインターも変わっています。
[楕円形ツール]でドラッグをはじめ、十字のマゼンタ(紫っぽい色)のガイドが表示されると、正円を描画することができます。
いずれの場合にも、右下にサイズを示すガイドが表示されます。「何かキーを押しながらだとキリのいい数字で増減」…は残念ながらできません。
バウンディングボックス中央の目玉焼きアイコンをドラッグすると、縦横比を保ちながら拡大縮小も可能です。
線の延長
ダイレクト選択ツールでアンカーポイントをドラッグするとき、「線の延長」というガイドが出ると、角度を固定しながら伸ばすことができます。
これは、待ち望んでいた方が多い機能強化でしょう。
ドラッグしながら均等配置を行える「間隔ガイド」が可能に
そして、これ! InDesignでは当然のように、Photoshopでさえ、CC 2014から実装していた「間隔ガイド」がようやく!!実装されました。
表示されない場合には、[環境設定]の[スマートガイド]カテゴリ、[間隔ガイド]がオンになっているか確認してみてください(デフォルトはオン)。