【Illustrator】カテゴリの記事
Illustrator、InDesignのスポイトツールの挙動がずいぶん異なるということでまとめてみました。
Illustrator CS5以降、オブジェクトをcommand+クリックすると背面のオブジェクトを選択できるようになっています。
英語圏では「Lorem Ipsum」というダミーテキストが有名ですが、日本語のダミーテキストとなるとちょっと困ってしまいます。
青空文庫からコピー&ペーストするとかもあるのですが、次のようなツールがあります。
すぐ使えるダミーテキスト - 日本語 Lorem ipsum
ダミーテキストジェネレータ | Web制作小物ツール - dounokouno.com
こっちの方が文字数を指定できるのがいいかも。
QuarkXPressをやってきた方はご存じだと思いますが、Illustratorユーザーの方がピンと来ないものとしてInDesignにはグローバル/ローカルという考え方があります。
たとえば、デフォルトをこのフォントにしたいんだけどな、というとき、Illustratorではドキュメントプロファイルを変更します。言い換えれば、ドキュメントプロファイルというテンプレートを複製して新規ドキュメントを作っているのがIllustratorです。
一方、InDesignにはドキュメントプロファイルはありません。その代わりに、ドキュメントを開いていない状態で[文字]パネルでフォントなどの変更が可能です(Illustratorはできない)。
すると、次から新規に作成するドキュメントはこれを参照します。これがグローバルという考え方です。いいかえれば、次のように整理できます。
- ローカル:そのドキュメントのみの設定
- グローバル:ドキュメントに関わらない共通設定
ただ、改めて検索したところ、グローバルはInDesignの正式な用語ではないようです。
追記
市川せうぞーさんからコメントいただきました。ありがとうございます。
InDesignでは、グローバル/ローカルでなく、アプリケーションデフォルト/ドキュメントデフォルトと呼ぶそうです。こちらの方が意味がわかりますね。
Illustratorではパネルの項目名をクリックしてデフォルトに戻すことができます。