【Illustrator】カテゴリの記事

USのアドビサイトにて、CS6の体験版がダウンロード可能になりました。

Illustrator CS6とIllustrator CS5/5.1のメニューの違いを検証しましたので、(非常にトリビアな話題ですが)シェアします。

メニュー

  • [ファイル]メニューの[Webおよびデバイス用に保存]が、[Web用に保存]に名称変更
  • [ファイル]メニューの[スクリーンを共有]と[Device Central]がなくなった
  • [編集]メニューの[パターン設定]がなくなり、[オブジェクト]メニューに新しい[パターン]の項目が増え、パターンをあとから編集したり、[パターンオプション]パネルで詳細設定ができるようになった
  • [オブジェクト]メニューの[ライブトレース]が、[画像トレース]に名称変更
  • [効果]メニューの[シャープ]がなくなった
  • [ウインドウ]メニューの[ワークスペースを保存]が、[新規ワークスペース]に名称変更

パネル類

  • [パターンオプション]パネル、[画像トレース]パネルが、新しく追加された
  • [スウォッチライブラリ]の[カラーブック]の「PANTONE系」の種類や名称が変更

その他

  • [スタートアップスクリーン]が撤退?
  • [環境設定]のカテゴリ切り替えが、プルダウンからリスト切り替えに変更
  • [環境設定]の[ハイフネーション]カテゴリに、[欧文辞書]の項目が追加

「Adobe Streamline」→「ライブトレース」(CS2)と進化してきたベクトル化の機能ですが、Illustrator CS6では「画像トレース」として、完全に書き換わっているようです。

アドビの太田さんのツイート

Illustrator CS6の新機能であまりまだ取りざたされてないのが「画像トレース」で、従来の「ライブトレース」が全く別エンジンのに置き換わってすげぇ強まってる。アンカーポイントも少ないし一日中遊べるw

Illustratorで変更の繰り返しといったらcommand+Dで、それが基準で生きてきましたが、最近、command+Yに変更しています。

アプリケーションごとの変形の繰り返しの違い

アプリケーションキーボードショートカット
Illustratorcommand+D
InDesigncommand+option+4(×テンキー)
Fireworkscommand+Y
Word、Excelcommand+Y

アプリケーションごとのcommand+Dの挙動の違い

アプリケーション実行結果
Illustrator変形の繰り返し
InDesign配置
Fireworks複製(右下に複製)

先日、新潟でこんな会話がありました。

Illustrator CS5.1(=CS5)で矢印付けようと思ったら、いくら探してもなくてさ... 探して探して探してたら、偶然、[線]パネルで見つけたんだ。一言、言って欲しいよ、移動したんならさ。

なるほど!それはそうだ。その発想はなかった。

こういうことですね。

Adobe TVにてSneak Peek(チラ見せ)としてIllustrator CS6の2つの新機能の動画が公開されています。

Adobe Illustrator CS6 Sneak Peek: Pattern Creation

Adobe Illustrator CS6 Sneak Peek: Gradients on Strokes

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