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『10倍ラクするIllustrator仕事術』がAmazon.co.jpの2012年間ランキング[コンピュータ]部門の21位になりました。

おかげさまでカスタマーレビューも多くいただいています。

ご支援ありがとうございます!

Illustrator、Photoshop、Fireworksでアートボード/カンバスをコンテンツに応じてフィットさせるコマンドは、次のとおりです。

  • Illustrator:[オブジェクト]→[アートボード]→[オブジェクト全体に合わせる](または[選択オブジェクトに合わせる])
  • Photoshop:[イメージ]→[トリミング]/[イメージ]→[すべての領域を表示]
  • Fireworks:[変更]→[カンバス]→[カンバスを合わせる]

このうち、Fireworksのみがデフォルトでキーボードショートカット(command+option+F)を持っています。

よく使う操作なので、私はこのキーボードショートカットをIllustratorの[オブジェクト全体に合わせる]、Photoshopの[すべての領域を表示]に設定しています。

ご参考

よくセミナーなどで話しているネタですが、Illustratorの歴代バージョンをざっく り理解していく上で大きなポイントがあります。

言い換えれば、そのバージョンでサポートした次の機能によって、以前のバージョンとの互換性がなくなっていたり、面倒になったりしています。

  • Illustrator 9.0:透明のサポート
  • Illustrator CS:テキストエンジンの刷新
  • Illustrator CS4:複数のアートボード
  • Illustrator CS6:アーキテクチャ変更(ファイル互換、プラグイン使えない)

最近、ぽろぽろと出てくるネタでおわかりのように、Illustrator CS6は、黒くなった/速くなった以外にも、何かと互換性を代償としてしまったようです...

ai-versions.png

Facebookで公開している CS6バグリスト にいただいたコメントで次のような問題がありました。

オブジェクトのレイヤー間の移動についての追記です。 最初にCS6で作成したデータは、レイヤーパレット上で、オブジェクトのレイヤー間の移動が出来ますが、何かの拍子に出来なくなり、「メニュー→オブジェクト→重ね順→現在のレイヤーへ」を使用しないと移動できなくなります。(レイヤーパレットの■をドラッグ出来なくなる)

いただいたデータを拝見したところ、確かに再現しました。ご参考までに。

Fさん、ありがとうございます。

先日のDTP Festa in Tokyo 2012 Decemberセミナー終了後に個別にいただいた質問で次のようなものがありました。

効果を使ったIllustrator CS6書類をダウングレード保存すると、ビットマップ化してしまうんです。

いやいや、そうだっけ?と思って検証してみたんですが、確かに...

検証データ

長方形ツールで四角形を描き、それぞれに[ドロップシャドウ]効果、[ぼかし(ガウス)]を設定しました。

downgrade-test-8.jpg

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