【Illustrator】カテゴリの記事

次で扱っている「罫線で作るカギ括弧の作り方」についてまとめてみました。

Illustrator CCのウリのひとつ「文字タッチツール」は、アウトライン化を行わなくてもひとつひとつの文字の大きさ、回転、長体/平体、カーニングなどを調整できるという、ありそうでなかったツールです。

細かい機能紹介はこちらに譲るとして、ちょっとビックリしたのが下位互換性です。

Illustrator CCの[文字タッチツール]を使って作業したドキュメントをIllustrator CS6形式で保存し、Illustrator CS6で開くと、文字はアウトライン化されることなく、また、バラバラにもなりません。

[文字タッチツール]での編集は、それぞれ、[文字]パネル内の各パラメーターに対応しているためです。

TouchType-CS6.jpg

Illustrator CS5形式で保存し、Illustrator CS5で開いても同様です。

TouchType-CS5.jpg

なかなかやるな!と感心しました。

2012年8月にIllustrator CS6は久々の"奇数バージョン"、もとい、"鬼門バージョン"か? というエントリーを上げましたが、Illustrator CCのリリースに伴い、調査してみました。

CS616.2.1CC懸念点
[文字]パネル内、command+クリックで値の初期化ができない
[行送り]のアイコンをダブルクリックしても、文字サイズが同じ値にならない
[プリント]ダイアログボックスを開いたとき、[部数]がハイライトしない(2回tabキーを押す必要がある)
インライン入力をオフにできない(Mac版のみ)([テキスト]環境設定の[ラテン文字以外にインライン入力を適用])
Illustrator CS6で文字入力中にスペースバーで[手のひらツール]に切り替えられない
[カラー]パネルの[C]や[M]、[線]パネルの[線分]、[間隔]などの項目名をクリックしても、対応する入力ボックスがハイライトしない
コントロールパネルのライブカラーアイコンにマウスオーバーしてもカラーにならない。また、指さしアイコンにならない(Illustrator CS5.5ツールパネルもマウスオーバーすると、ほんのりカラーが付いていました。グレースケール化は仕様のようです...)

なにげに、16.2.1で修正されているほか、CCでも手が入っています。あと、ひといき!!

Illustrator CCでは、CSS書き出しをサポートしています。

Web制作を行っている方にとっては、なかなか気の利いた機能ですが、アドビのプロモーションで行っているようなデモは『夢物語』です。

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