【Illustrator】カテゴリの記事
長い文章を扱うにはInDesignですが、ちょっとしたテキストの場合にはIllustratorです。
ところがIllustratorでは次のようなことができません。
- インライン入力をオフにする(遅いので)
- テキストを動かさずに、行揃えを変更する
- 段落スタイル、グラフィックスタイルをキーボードショートカットで適用する
- 複数行のテキストをバラバラにしたり、つなげたり、改行を削除して1行にする
- バージョンダウン(アップ)や、PDFからの変換の際など、意図せず、テキストがバラけてしまったテキストを連結する
- テキストの数字を増減する
こちらは、InDesign、XD、Illustrator、Photoshopの各パネルを並べたものですが、かろうじて、IllustratorとInDesignは一緒ですが、Photoshop、XDが独自路線を走っていてどういうものか、と思います。
ずーっと前からこの調子ですが、これは揃っていないとおかしい。ひとつひとつ項目名を見ながら…というものでもないですし、何よりソウルがない気がします。
銀行のATMで、パスワードを入力するたびに、数字キーの配置が変わりますが、それに近い感覚…
WとHの連携のアイコンも、/と形状が統一されておらず、IllustratorとInDesign、XDは縦、Photoshopは横だったりと、ちょっと悲しい。
改めて問題提起まで。
おそらく多くのIllustratorユーザーが見落としている機能のひとつに[選択]メニューがあります。この中でも[共通]や[オブジェクト]のサブメニューには「お宝」が眠っています。
年表やタイムライン、番号リストなど、テキスト内でだんだん数字の増加(減少)していくことがありますが、Illustratorのデフォルトではがんばるしかありません。それらをラクにするスクリプトをご紹介します。
なお、増加はインクリメント、減少はデクリメントといいます。