【Illustrator】カテゴリの記事
Fireworksの機能拡張として開発されていた「Specctr」(スペクター)が、なんとIllustrator CC対応になっています。
Specctrを使うことで次のことが可能になります(単位は選択している単位の種類に依存します)。
- 選択したオブジェクトの幅、高さを計測して寸法線として描画する
- 2つのオブジェクトの間隔を計測して寸法線として描画する
- オブジェクトを1つだけ選択しているときには、アートボードの上と左からの距離を計測して描画
- 選択したオブジェクトの塗りや線、不透明度などの情報を描画する
- 選択したテキストのフォント、フォントサイズ、塗りなどの情報を描画する
Web制作を行われている方なら説明不要だと思いますが、カンプなどを作成するとき、ビジュアルデザイナーからコーダーへの申し送りの際に、むちゃくちゃ重宝します。
私自身、著者なのですが、編集、DTPまですべて(社内で)行っています。さらに、数年前から「編プロ」的な仕事を受けるようになり、"編集"(原稿整理的な工程)が入っていない原稿を受け取るようになりました。
「こちらでなんとかするので、やりやすいように原稿ご用意ください」というのが基本ラインなのですが、最近、「これは困る」と泣くことがあるので、シェアしておきます。もちろん、その方を攻撃したり、貶める意図はまったくありません。雑誌などの執筆経験があるにもかかわらず、放置されていたということは、そのときの編集担当のフィードバック不足だと思います。
送り仮名や、適切に「ひらく」(漢字をひらがなにする)などは、編集者マターというより、その方の日本語への意識としても、どのようにデータを作って受け渡しをしていくかについては、受け手からもっとコミュニケーションしていくべきではないでしょうか?....
InDesignで図解を作らないでください
本当にざっくりしたものならいいのですが、複数のアートワーク、複数のテキストから構成される図解はInDesignでなく、Illustratorで作成しましょう。
2013年11月23日(土)、ベルサール九段でdot-ai, Vol.2が開催されます。今回は「ネタ祭り2013」として、13のショートセッションで構成。
- 尾花 暁/スクリプトを使って作業を効率化しよう!
- 樋口 泰行(樋口デザイン事務所)/Illustratorで作る漫画的表現
- 大倉 壽子/脱EPS!正しいデータ作成のすすめ〜ダイジェスト版〜
- カワココ(イラレラボ)/Illustratorで光の表現
- 五十嵐 華子(hamko)(イッカラボ)/Illustrator3Dでラクするイラスト作成
- 茄子川 導彦(ADAM)/ラクする文字用アピアランス
- 今関 洋一/3Dマッピングの平面的活用 --見出しにビットマップ画像を取り入れる--
- 高橋 としゆき(Graphic Arts Unit)/画像トレースを活用した表現あれこれ
- 楠藤 治(ディメンションナントウ)/シンボルで作るライブラリ+AI-AIリンク
- 黒葛原 道(eater)/IllustratorでWebデザインする方法
- イシジマ ミキ(ザ・マーズナレッジ)/補助線を使って、弧が美しいロゴを作る
- 井上 明(ライトハウス)/これだけは押さえておきたい、Illustratorでの文字の並べ方
- 鷹野 雅弘(スイッチ)/アートボード機能を使い倒す
「dot-ai」(ドット・エーアイ)は、ユーザー有志によって企画されているIllustratorに特化したセミナーイベントです。
ずっと先のようですが、本日からお申し込みをスタート。9月20日15時まで2,000円引きです。ぜひ、ご参加ください!
最近、Illustrator CCを使っているのですが、アクションがなんかヘンなんです。
読み込んだ直後はこんな感じなんですが...
「日時」を「日 時」のように記述(表現)することがあります。
そもそも、どうして均等揃えにしたいんだっけ?を考えると、次のような理由が考えられます。
- 項目名の一番右の文字のツラを揃えたい
- 項目名と対応する情報(「日時」と「2013年9月21日」)が離れると関連性がわかりにくくなる(※左寄せの場合。右寄せにすれば解決)
しかし、項目名を均等割付するのは、単純に、ワープロ時代からの悪しき慣習によるものが多いのではないでしょうか?
私たちは、1文字ずつでなく、チャンク(複数の文字のカタマリ)で単語を認識しています。不必要に文字が離れているのは、読みにくいと思うのです。
追記(2013年7月29日):
エントリー全体を整理、リライトしました。