【Illustrator】カテゴリの記事
2014年7月23日に開催された第158回バンフーセミナーの終了後、カラーピッカーについて次のような質問をいただきました。
起動直後、「プリント」のドキュメントプロファイルで新規書類を作成し、ツールパネル(または[カラー]パネル)の[塗り]ボックスをダブルクリックして[カラーピッカー]ダイアログボックスを表示すると紫色になってしまうんです…
確かに、次のように表示されます。
Illustrator、Photoshop、InDesignでスウォッチの共有するには「交換用スウォッチ」を使います。拡張子は「.ase」(Adobe Swatch Exchange)のファイルに書き出します。
ところが、この「.ase」ファイルの書き出しコマンド名が、アプリケーションによって異なります。
アプリケーション | コマンド名 |
---|---|
Illustrator | スウォッチライブラリを交換用として保存 |
Photoshop | 交換用にスウォッチを保存 |
InDesign | スウォッチを保存 |
Illustratorは、Illustratorファイル(.ai)としてスウォッチライブラリを書き出せるほか、Photoshopは「.aco」という独自のスウォッチライブラリをサポートしています。
Illustrator | Photoshop | InDesign | |
---|---|---|---|
スウォッチライブラリを Illustratorとして保存 | .ai | ||
スウォッチライブラリを 交換用として保存 | .ase | ||
交換用にスウォッチを保存 | .ase | ||
スウォッチを保存 | .aco | .ase |
.acoは「Adobe Color Swatch File」(Adobe スウォッチファイル)に由来するそうです。つまり「Adobe COlor swatch file」ってこと?
Pen+「1冊まるごとアドビのすべて。」が発売になりました。なかなか読み応えがありました。
このPen+「1冊まるごとアドビのすべて。」の発売記念セミナーが7月29日に開催されました。
アーカイブ(録画)が公開されています。37'50"くらいからのHama-House氏のセッションが楽しい感じです。
Broadcast live streaming video on Ustream
追記(2014年7月31日):
DPSを採用して制作されたデジタル版のPen+『1冊まるごと アドビのすべて。』が本日リリースされました。
アプリそのものは無料ですが、アプリ内課金を使って購入しないと、コンテンツを読むことはできません。
ほぼ毎週放映されているアドビのUstream番組「Creative Cloud 道場」の57回目「2014年リリースIllustrator CC | InDesign CC大特集」のアーカイブ(録画)が公開されています。
それぞれじっくりと触れているので、新バージョンについて学びたい方は必見です。
CS2014(Illustrator、InDesign、Photoshop)では、Behance(ビーハンス)で公開されているクリエーターの作品がスプラッシュスクリーンに使われています。
- Behance :: Creative Cloud Splash Screens
- Making a Splash with Adobe Creative Cloud 2014 « Adobe Creative Cloud
これに関して、意見が二分しており、別の画像に差し替えたいという方が少なくありません。
- Adobe Illustrator CC 2014のスプラッシュ画面が怖いので別の画像に差し替える方法 - おれのにっき
- Illsutratorのスプラッシュがこわい? - 手抜きLab@DTPの現場
Mac OS Xの場合には「/Applications/Adobe Illustrator CC 2014/Adobe Illustrator.app/Contents/Resources」にある次の2つのファイルをいじります。
- ai_cc_splash.png
- ai_cc_splash@2x.png