【Illustrator】カテゴリの記事
ほかのツールを選択しているとき、一時的に[手のひらツール]に切り替えるキーボードショートカットが、Illustrator CCから変更されている、ということに本日気づいて愕然としました。
これまで(Illustrator CS6まで)は、「スペースバー」を押している間のみ、一時的に[手のひらツール]に切り替わりました。しかし、テキスト編集中は、スペースが入ってしまうので、command+スペースを押してからcommandキーのみ離すという方法があったのですが、Illustrator CS6ではうまく機能しないことがあるなどの問題がありました。何より、InDesignと挙動が異なる、というのが悩ましいところでした。
Illustrator CC以降、InDesignと同様に、テキスト編集中は、optionキーで[手のひらツール]に切り替わるようになっています。 そして、InDesignと同様、テキスト編集中でない場合でもoptionキー+スペースでいけますので、まったく同じ操作感で作業できることになっています。
テキスト編集中 | テキスト編集中以外 | 両方 | |
---|---|---|---|
Illustrator CS6まで | command+スペース、 そのまま、 commandキーを離す | スペース +ドラッグ | - |
Illustrator CC/ Illustrator CC 2014 | option +ドラッグ | スペース +ドラッグ | option+スペース +ドラッグ |
InDesign |
ご参考:
2014年7月30日、品川コクヨホールにてADC MEETUP 08 – Web Design with Creative Cloudが開催されました。
その中の『Creative Cloud デザインツールの便利な8の機能』セッション(秋葉秀樹さん@ツクロア)にて、次のように雲のようなシェイプを描きたい場合、世代間の違いがあるという話題が出てきました。
純アドビのIllustratorと、元マクロメディアのFireworksには、互換性の問題が根強く、上のバージョンのIllustratorからFireworksに、パスのコピー&ペーストができません。
改めて整理すると、Illustrator CS6からはOK。Illustrator CC、Illustrator CC 2014からはNGです。
The future of Adobe Fireworks « Adobe Fireworksにて、必要に応じてセキュリティアップデートとバグフィックス(+Mac OS X、Windowsへのメジャーアップデートへの対応)は行っていくとコメントがありましたが、このような内容はアップデートには含まれないのでしょうか?.... 寂しい。
We will provide security updates as necessary and may provide bug fixes. We plan to update Fireworks to support the next major releases of both Mac OS X and Windows.
上辺の2つの角のみが角丸になっているタブ形状の図形を作成するには、いくつかのアプローチがありますが、大きさを変更するときに、角丸部分(1/4円)の形状が歪んでしまったり、半径が変わってしまうと困ります。
Illustrator CC 2014で実装された[長方形の角を拡大・縮小]オプションが地味ながら重要だという話です。
9スライス
Illustrator CS5以降であれば、シンボルオプションの9スライスを有効にすることで、直しに強いタブ形状になります。