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DTP Transitでも何度か取り上げているライブカラー(オブジェクトの再配色)。2007年リリースのCS3から搭載されているのですが、使っていない方は正直ソンしています。

ロゴなどのカラーバリエーションを作るときに利用するものとして紹介されることが多く、「自分には関係ない」と思い込んでしまうことがあると思いますが、地味ながら、おそらく誰もが活用できるライブカラーの使いどころをご紹介します。

たとえば、次のように塗り、線にそれぞれ同じカラーが設定されている場合、同時に選択すると、コントロールパネルやカラーパネルでは「?」と表示されてしまいますし、無理矢理スウォッチを適用しようとすると、意図しない塗り(線)が追加されてしまいます。

IMG_0222.jpg

2014年10月31日、コワーキングスペース MOVIN'ON(広島市)でLive!!Reload HIROSHIMAが開催されました。

『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版)全都道府県縦断セミナーツアーのスタートとなるものです。

次のブログで取り上げていただきました。ありがとうございます。

セミナー後にいただいた質問を記事しました。

ライブカラー(オブジェクトを再配色)では、デフォルトで「黒」と「白」が対象外となっています。

「黒」と「白」を対象にするには、[オブジェクトを再配色]ダイアログボックスの[配色オプション]をクリックして、[保持]の[ブラック]([ホワイト])のチェックをはずします。

なお、[配色オプション]ダイアログボックス内にある[彩色方法]を「色調をスケール」から「変更しない」に変更すれば、意図せず、変更するカラーが薄まってしまうことがありません。

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