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2014年、DTP Transitをご覧くださり、ありがとうございました。 2015年もよろしくお願いいたします。
DTP Transitは10年目に突入
2005年11月にスタートしたDTP Transitは10年目に突入しました。さりげなく、ロゴマークが変わりました。
2014年には194件のエントリーをあげることができ、総エントリー数は1,757になりました。
2014年によく読まれたエントリー
2014年によく読まれたエントリーです。
- CSSでのフォント指定について考える(2014年) 107,320view(執筆者は生明さん)
- (Illustrator CS4以降で)アートボードのサイズを変更するには 57,122view
- テキストをかすれたような表現(グランジ)にしたいときに効率的な方法 30,085view
- Illustrator CS6は久々の"奇数バージョン"、もとい、"鬼門バージョン"か? 29,140view
- Illustratorで指定した角のみを角丸にしたい 27,253view
- PDFのファイルサイズを小さくする 25,493view
- Illustratorで文章を扱うとき(文字組版) 24,430view
- 作業効率をアップするIllustratorのキーボードショートカット 23,871view
- Illustratorで配置した画像に(アピアランスで)フチを付けたり、ドロップシャドウを設定する 22,983view
- フリーダイヤルの公式ロゴ 21,574view
- 映画の字幕っぽいフォント 17,779view
- 「CC 2014」に関して知っておきたいこと 17,613view
- Illustrator CS6をインストールしたら、まず最初に変更すること([カンバスカラー]を「ホワイト」に変更) 16,643view
2014年の後半には、『10倍ラクするIllustrator仕事術』全都道府県縦断セミナーツアーの一環で、全国各地(広島、新潟、高知、愛媛、高松、徳島、仙台、名古屋、大阪、神戸、岡山、栃木、青森)で15回のセミナーを行いました。
ここで感じたのが、アピアランスへの意識で大きく分断されていることです。フチ文字や自動でのボックス/枠などの基本から、アピアランスの応用は進化しています(括弧内は『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版)の該当ページ)。
- プラグインを用いず、二重がけ/三重がけで、テキストに対してくずれない角丸を設定する(pp.24-25)
- 吹き出しに“しっぽ”をつける(p.31)
- カプセル状の囲み(半円)を付けるときにゴミが出ないようにする(p.32)
- 後から修正できるように斜体を設定する(p.33)
- テキストに応じて変形する“消し値”を付ける(p.34)
- 行数に応じて縦に伸びる飾り罫を付ける(p.35)
- 特定のレイヤーに入力するテキストに白フチを付ける(p.36)
- 黒丸数字のマドを埋める(p.38)
- 配置画像に白フチを付ける(p.39)
アピアランス??という方は、2013年6月に開催されたdot-ai, Vol.1「超絶アピアランス祭り」の『アピアランスとグラフィックスタイル、総復習』セッションのビデオが公開されていますので、冬休みにぜひご覧ください(講師は、鷹野 雅弘/スイッチ、DTP Transit、石嶋未来/ウープスデザイン)。
以前、ものかのさんがInDesignの文字スタイルと段落スタイルの根深い誤解というエントリーで次のように言われていました。
実は「文字スタイルだけでスタイルをあてている異様なinddファイル」が日々量産されています。
「いやいや、まさか!」と思っていたら来ました! これまでの自分の常識がヒジョーシキだったのか、と、一瞬だけ心配になり、改めて調べまくってしまいました…
記念にキャプチャを貼っておきます。
ヒサノさんのツイートを貼っておくとともに、
文章スタイルと例外文字スタイルとでも言い換えたほうがいいかな
— ヒサノ (@sistervivienne) 2014, 10月 29
参照リンクを提示しますので、心当たりのある方は、ぜひ年末年始の課題にしてください。私も改めて、もう一度見返します。
ライブカラー、もとい、[オブジェクトを再配色]ダイアログボックスでは、「この色!」を指定するのがナニゲに面倒です。
スポイトツールは使えない
[オブジェクトを再配色]ダイアログボックスには、[スポイトツール]らしきアイコンがありますが、これはアートワークからカラーを拾うものではなく、オリジナルに戻すためのものです。
「選択したオブジェクトからカラーを取得」というツールチップが出ますので、拾えるのかな?と思ってしまいますが…
Illustrator CC(17.1)から、遠近グリッドの「消点」や「水平線レベル」のドラッグに応じて、遠近オブジェクトを変化させることができる、とありますが、これが思うように行かずに困っていました。
いろいろ試したところ、「測点のロック」が必要です。
測点のロック
- ドキュメント単位で管理されている。ロックを行っても、別のドキュメントを作成してもロックはオフのまま
- 「測点のロック」をオンにして保存しても、一旦閉じてから開くと、オフになってしまう