【Illustrator】カテゴリの記事
2010年発売の書籍で見逃していたのですが、『デザイン知らないと困る現場の新常識』(MdN)という書籍が素晴らしいです。
Amazonのレビューにあるように、「新常識」というタイトルこそ、残念ながらミスマッチですが、次のような方には最適だと思います。
- プリントメディア(紙物)の制作現場の新人
- プリントメディア(紙物)に関わることになった方
- プリントメディア(紙物)の制作現場で後輩を指導する立場の方
何より解説が簡潔でツボを得ています。安定の伊達 千代さんクオリティですね。
「基本中の基本」みたいなことって「説明しすぎず、モレなく」説明するって意外に難しいんです。
知識の棚卸しを兼ねて『+DESIGNING VOLUME 41』と一緒にGWに読んでみるとよいと思います。
Illustratorの[キーボードショートカット]ダイアログボックスの[メニューコマンド]カテゴリの下の方に[その他の〜]というセクションがあります。
メニューバーからは操作できないパネルメニューのコマンドなどがあります。
- その他の選択
- その他のテキスト
- その他のオブジェクト
- その他のパネル
- その他
サイトのフォント情報に次の項目を追加して欲しいのです。フォントファイル名だけでも切実に。
- ふりがな(フォントの読み方)
- リリース年、バージョンヒストリー
- フォントファイル名
- フォントデザイナー名
数年前からずっと言い続けているのですが、まったくその兆候がないので改めて。
- 読み方が記載されていれば、自信を持って読めます。探すのもラク。たとえば、A1明朝を「エーワン」って読む人が多いけど、「エーイチ」って読んでる人もいますけど…
- フォントデザイナー名が記載されていると、そのからの興味が広がります(フォントワークスは実装済み)。誤って読まれることがなくない方がベンダーも嬉しいと思います。
- リリース年が掲載されていると、調べものをするときに重宝しますし、バージョンアップされている場合には、その経緯や詳細へのリンクが欲しいです。
カタログ程度の情報でなく、“サイトならでは”の深い情報提供を望みます。
追記(2016年4月6日):
たまたまなのか、対応くださったのか、この記事の公開の翌日、モリサワのサイトに「読み方」が付きました。ありがたい!(例:A1明朝)
2015年12月26日(土)、ソラシティホールで開催されたShift9:Webデザイン行く年来る年(CSS Nite LP43)での『2015年のフォント総括』セッション(鷹野 雅弘@スイッチ)のスライドが“字幕”入りで公開されました。