2012年4月23日の訃報(Flash Catalystさん、享年2歳ほか)

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2012年4月26日、更新日:2013年5月 7日
 

CS6のリリースに伴い、次の方々がお亡くなりになりました。哀悼の意を表します。

Flash Catalyst

2008年のMAXでデビュー。インタラクションデザインツールとして、鳴り物入りで登場。

"画像とコードの触媒"、"デザイナーとプログラマをつなぐツール"など、期待されましたが、Fireworks、Flash、InDesignなど、インタラクション制作ツールがたくさんあり、ユーザーも使い分けを持てあましていました。

あまりに若い...

SING

InDesign CS2以降、Illustratorで作成した自作の外字(グリフレット)を、コンバートソフトのSING Glyphlet Managerで文字として認識させ、InDesignに追加することができるソリューションSINGが存在しましたが、CS5で機能が削除。

InDesign CS6では、ついに延命のチューブが抜かれました。晩年は、見舞客もほとんどいなかったようです。

Contribute

Dreamweaverテンプレートと連携することで、編集箇所を限定したり、繰り返し要素を増減/ソートするなど、いわゆるサイトの運用に特化したツール。

CMSの波にもまれそうになりつつ、CGIなどを動かせない環境での更新ツールとして、今も活躍していました。

Device Central

いわゆるガラケーのシミュレーションツール。プロファイルと呼ばれる各携帯電話のスペック情報(CPU、解像度、カメラの有無など)によって多くの携帯電話のシミュレーションを行える人気がありましたが、スマートフォン向けには対応できず...

AIR Debug Launcher(モバイル)に、加速度センサー、タッチとジェスチャー、ジオロケーションをテストできる「シミュレーター」が追加され、その役目を終えました。

Device Centralのスマホ版があれば、引く手あまただったでしょう。シミュレーションではなく、実機でやりたまえ、とShadowという隠し子がいるようです。

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