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2012年9月5日、クリーク・アンド・リバー社セミナールームで開催したクリ☆ステVol.4にて、ちょっと困ったのでシェアしておきます。
切り抜き時の遠近法オプション
Adobe Creative Cloud向けのバージョンアップ、Illustrator CS6(16.1)ですが、次のようにちょっと混乱しています。
- アプリケーション:16.0.0
- ドキュメント(作成バージョン):16.1.0
- スプラッシュスクリーン:16.1.0
つまり、アプリケーションの情報のみ、書き換わらないようです。
補足:
ファイルの互換性について、いわもとぶろぐで紹介されていました。
また、皆様が気になるポイントとしまして、今回提供されたCreative CloudのIllustrator CS6(16.1)と、パッケージで提供されている、Illustrator CS6(16.0)の互換性ですが、ファイルのやり取りをしても互換性に問題はありません。ファイル形式は同じです。ご安心ください。
Adobe Creative Cloudのみのアップデート、Illustrator CS6(16.1)では、パッケージ機能の追加だけでなく、[リンク]パネルも強化されています。
埋め込みの解除
[リンク]パネルで埋め込み画像を選択し、パネルメニューから[埋め込みを解除]を実行すると、ファイルの保存先が指定するダイアログボックスが表示されます。
Adobe Creative Cloudのサブスクリプション契約しているIllustrator CS6のみに、16.0.116.1アップデータが配布されています(でも、これでもいけちゃうのかな...)。
Illustrator CS6を起動して、[ヘルプ]メニューの[アップデート]をクリックしてAdobe Application Managerを開きます。右下の[アップデート]ボタンをクリックします。
Illustrator 8やIllustrator 10をお使いの方が、Illustrator CS5やIllustrator CS6に移行されるときに戸惑うであろうポイントをまとめてみました。
古い | 最近 |
---|---|
(パレットを使う) | 画面上部に[コントロールパレット]というUIが追加。選択しているオブジェクトに応じて変わるので、ここに注目するとパネルを開く手間が省ける。 [アピアランス]パネルを開いておくと、[カラー]パネル、[スウォッチ]パネル、[線]パネルを開かずにカラーや線の設定を行うことができる |
[フィルタ]メニューは全面的に撤廃されました。 | [効果]メニューを利用し、必要に応じて、[オブジェクト]メニューの[アピアランスを分割](または[透明部分を分割・統合])を実行する(実際のパスが変化する)。 |
[フィルタ]メニューにあった[カラーを編集] | [編集]メニューに移動 |
[フィルタ]メニューにあった[モザイク] | [オブジェクト]メニューに移動し、[モザイクオブジェクトの作成]に名称変更 |
[フィルタ]メニューにあった[トリムマーク] | [オブジェクト]メニューに移動 Illustrator CS4では、自分でインストールの必要アリ |
[効果]メニューの[矢印にする...] | [線]パネルに移動(Illustrator CS5/6) |
ドキュメントサイズの変更は、[ファイル]→[ドキュメント設定]で行う | [ドキュメント設定]ダイアログボックスで[アートボードを編集]ボタンをクリックして行う(自動的に[アートボードツール]に切り替わるので、ドラッグしたり、コントロールパレットで変更する)。 |
ルーラー(定規)の基点(原点)は左下 | 左上に変更 |
グラデーション | グラデーションのカラーストップに透明度を設定することができる Illustrator CS6では、線にグラデーションを適用することができる |