【CS6】カテゴリの記事
よくセミナーなどで話しているネタですが、Illustratorの歴代バージョンをざっく り理解していく上で大きなポイントがあります。
言い換えれば、そのバージョンでサポートした次の機能によって、以前のバージョンとの互換性がなくなっていたり、面倒になったりしています。
- Illustrator 9.0:透明のサポート
- Illustrator CS:テキストエンジンの刷新
- Illustrator CS4:複数のアートボード
- Illustrator CS6:アーキテクチャ変更(ファイル互換、プラグイン使えない)
最近、ぽろぽろと出てくるネタでおわかりのように、Illustrator CS6は、黒くなった/速くなった以外にも、何かと互換性を代償としてしまったようです...
Facebookで公開している CS6バグリスト にいただいたコメントで次のような問題がありました。
オブジェクトのレイヤー間の移動についての追記です。 最初にCS6で作成したデータは、レイヤーパレット上で、オブジェクトのレイヤー間の移動が出来ますが、何かの拍子に出来なくなり、「メニュー→オブジェクト→重ね順→現在のレイヤーへ」を使用しないと移動できなくなります。(レイヤーパレットの■をドラッグ出来なくなる)
いただいたデータを拝見したところ、確かに再現しました。ご参考までに。
Fさん、ありがとうございます。
先日のDTP Festa in Tokyo 2012 Decemberセミナー終了後に個別にいただいた質問で次のようなものがありました。
効果を使ったIllustrator CS6書類をダウングレード保存すると、ビットマップ化してしまうんです。
いやいや、そうだっけ?と思って検証してみたんですが、確かに...
検証データ
長方形ツールで四角形を描き、それぞれに[ドロップシャドウ]効果、[ぼかし(ガウス)]を設定しました。
2012年11月30日(金)、メルパルク京都にてINDD 2012 Kyoto(InDesignユーザーの祭典)が開催されます。
2012年7月に都内で開催した「INDD 2012 Tokyo」には500名が参加。これの関西版としての開催です。
開催は今週の金曜日です。あまりない機会ですので、関西圏の方は、ぜひご検討ください。