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Illustrator、Photoshop、InDesignのカラー設定をそれぞれ個別に設定するのは面倒です。この手の作業は手間がかかるだけでなく、ミスも生じやすいのが欠点ですが、Adobe Bridgeを使うと、この作業をまとめて行えます。
誤ってBridgeが起動するたびに「ちっ!」と思う方にも、これは使っていただけそうな機能ではないでしょうか...
なお、この機能は、Bridge CS2以降で使えます(CSは未検証)。
CS6の前に、有償のCS5.5が出るのではないか、という情報が出ています。
- Creative Suite 5.5? - lcs_kawamuraの開発記録 - Yahoo!ジオシティーズ
- Adobe Wants You to Pay for Another CS5 Update! | photoframd.com
- Adobe Forums: Adobe cs5.5 ?!!?
新年早々、チカラが抜けちゃう話題ですが、やっぱり少しでも声を上げないことには状況は変わらない気がします。
アドビのサイトには、Adobe - 製品への要望 / 不具合報告 フォームというページが用意されています。 「派手な新機能より、バグフィックスを!」について、伝えていくべきだと考えます。 その際、読む方も人間ですので、冷静に。
また、次のような情報が不可欠です。
- その不具合がどのような場面で起こるのか?
- それが発生する環境(ハードウェア、OS、アプリケーションのバージョン、フォント環境、IMEなど)
- 連絡先(必要に応じてドキュメントなどを提供することを想定して)
- その不具合がどれだけ切実なのか
- 現状での対処方法/回避策(ワークアラウンド)
「FILL InDesign」というユーティリティを起動させておくと、InDesignで次のことが可能になります。
- 数字キーを使ってのcommand+0(全体表示)、command+option+0(スプレッド全体表示)
- helpキーを無効に(deleteキー、delキーを押そうとして、意図せずヘルプウインドウが起動してしまう方に朗報です!)
- ガイド・グリッド等の表示/非表示を一括で操作(デフォルトはF13)
- 完全フォーマットなしでペースト(option+V)
それぞれの機能は独立してON/OFFできますが、いずれもかゆいところに手が届くものばかりです。素晴らしいものを提供くださっているものかのさんに感謝!
- ものかの » download(ページの下の方にあります)
- 公式のReadMe
- ものかの (monokano) on Twitter
先日ご紹介したInDesign Gleeしかり、このあたりはアドビにがんばっていただきたいところです。派手な新機能よりも、この手の調整の方が日々の仕事にはインパクトがあるんです。
InDesignの表に行や列を挿入するには、次のキーボードショートカットが用意されています。
コマンド | キーボードショートカット |
---|---|
行の挿入 | command+9 |
行の挿入(最終行) | (最終セルで)tabキー |
列の挿入 | command+option+9 |
もっと早くて簡単な方法
特にたくさんの複数行を挿入するときに重宝しそうです。
- 行の罫線にマウスポインターを合わせて
- optionキーを押しながらドラッグします。その距離に応じて、自動的に行が挿入されます。
補足
- 最終行以外の行でもOK
- 列の挿入もOK
- 最終行、最終列に限り、逆方向にドラッグすると削除(ただし、中身も消えてしまうので注意)
InDesignドキュメントのバージョンを自動判別して制作したバージョンで開くユーティリティには、古くはInDesignProxyがありますが、CS5対応版の後継版Soxyから有償になってしまいました。
ものかのさんのInDesign Gleeを使うと、もっと簡単にスムーズなワークフローが可能になります。
- InDesignのかわりにinddアイコンがファイルタイプに応じて変わる
- inddを「保存されたバージョンのInDesign.app」で開く
- InDesign互換ドキュメント、ブック、ライブラリの保存バージョンも検出する
Mac 版 InDesign は、InDesign ドキュメント(以下 indd)のアイコンがすべて「インストールされている最新バージョン」になります。そのため、どのバージョンで保存されたのかを容易には確認できません。この世のどこかにきっと「常に最新バージョンで開いて作業すればいい」という桃源郷があるのでしょうけど、実際はユーザのほとんどすべてが困っているのではないでしょうか。