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Illustrator 8やIllustrator 10をお使いの方が、Illustrator CS5やIllustrator CS6に移行されるときに戸惑うであろうポイントをまとめてみました。

古い最近
(パレットを使う)画面上部に[コントロールパレット]というUIが追加。選択しているオブジェクトに応じて変わるので、ここに注目するとパネルを開く手間が省ける。
[アピアランス]パネルを開いておくと、[カラー]パネル、[スウォッチ]パネル、[線]パネルを開かずにカラーや線の設定を行うことができる
[フィルタ]メニューは全面的に撤廃されました。[効果]メニューを利用し、必要に応じて、[オブジェクト]メニューの[アピアランスを分割](または[透明部分を分割・統合])を実行する(実際のパスが変化する)。
[フィルタ]メニューにあった[カラーを編集][編集]メニューに移動
[フィルタ]メニューにあった[モザイク][オブジェクト]メニューに移動し、[モザイクオブジェクトの作成]に名称変更
[フィルタ]メニューにあった[トリムマーク][オブジェクト]メニューに移動
Illustrator CS4では、自分でインストールの必要アリ
[効果]メニューの[矢印にする...][線]パネルに移動(Illustrator CS5/6)
ドキュメントサイズの変更は、[ファイル]→[ドキュメント設定]で行う[ドキュメント設定]ダイアログボックスで[アートボードを編集]ボタンをクリックして行う(自動的に[アートボードツール]に切り替わるので、ドラッグしたり、コントロールパレットで変更する)。
ルーラー(定規)の基点(原点)は左下左上に変更
グラデーショングラデーションのカラーストップに透明度を設定することができる
Illustrator CS6では、線にグラデーションを適用することができる

InDesignファイル(.indd)は下位互換性がないため、新しいバージョンで保存してしまうと古いバージョンでは開けなくなります。

InDesign CS4以降、IDML(InDesign Markup形式)というフォーマットで書き出すと、ひとつ前のバージョンで読み込むことができます。ただし、これは応急処置的なものと捉え、なるべく頼らないのが無難です。

InDesign CS6からは、別名保存のダイアログボックスで「IDML」を選べるようになりました(これまでは[ファイル]メニューの[書き出し])。さらに、「InDesign CS4以降(IDML)」のように、"ひとつ前"のバージョンでなく、InDesign CS4まで対応していることを明記しています。

IDCS6-versiondown-1-s.jpg

表にまとめてみました。

作成バージョン方法フォーマット読み込みバージョン
InDesign
CS3
InDesign
CS4
InDesign
CS5
InDesign
CS5.5
InDesign CS4書き出しINX
書き出しIDML
InDesign CS5書き出しIDML
InDesign CS5.5書き出しIDML
InDesign CS6別名で保存IDML

2012年5月15日19:00~20:45、ベルサール神保町3Fにて第136回 バンフーセミナーが開催され、鷹野雅弘が講師を担当します。今回のテーマは「あ、それ、今のPhotoshopならこうします!ベテランほど知らずに損してる効率化の新常識」。

例えば、画像の角度補正。従来は[ものさしツール]でドラッグ後に回転させ、それにより生じた余白を削除するようにトリミングを行う必要がありましたが、CS5以降は[角度補正]のボタンをクリックするだけでトリミングの手順が不要です。このように、Photoshopもバージョンアップによって日々繰り返し使うちょっとした操作が機能強化されています。このセミナーでは知っていれば早く終わりキレイに仕上がる、最近のPhotoshopでおさえておきたい機能にフォーカスしてご紹介します。

参加費は無料ですが、事前登録が必要です。早めに埋まってしまうので、ご興味ある方はお早めにどうぞ。

参加お申し込み

Photoshop CS6の紹介記事にて、簡単な動画編集は『Photoshop』で可能になったと描かれていることがあるのですが、実際には、Photoshop CS3から動画データを扱えます。

ざっと調べたみたところ、次のような違いがありました。

 CS3CS4CS5/5.1CS6
パネルアニメーション(タイムライン)タイムライン
音声扱えない扱えるが編集は不可能編集可能

引き続き、細かいところを調べてみたいと思いますが、Photoshop CS6では動画編集にガッツリ手を入れている、というのが正しい感じです。

Fireworksというアプリでは、ネイティブ形式にPNGを使っています。これをFireworksを開いて、囲みや文字を入力して保存すると、再編集可能なPNGファイルとして保存できます。 といっても、これをこのままDTPで使えるわけはないため、正直、これで支給されてもな〜というのが本音ですが、量が量というときの裏技をご紹介します。

結論

Fireworks CS5からFXGに書き出せば、ビットマップ画像を保持したまま、Illustratorで開くことができる。後はIllustratorでがんばる。

fw2fxg2ai-13.jpg

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