【CS5】カテゴリの記事
複数ドキュメントを開いているとき、ドキュメントを切り替えるには次のアプローチがあります。
- F10キーを押して、対象ウィンドウをクリック(アプリケーションウインドウのExposé)ただし、タブで結合時には、F10キー(Exposé)は効かない
- command+`(バッククオート)キーを押して、対象のドキュメントを順番に切り替え(OSレベルの共通キーボードショートカットはcommand+F1だが、アドビ系だけ異なる)
- タブで結合されているときに、対象のドキュメントのタブをクリック
Illustrator、Photoshop、InDesign、Dreamweaver、Fireworksに関して、デフォルトの状態でのcommand+`キー、command+F1キー、F10キーのふるまいをまとめたものが次の表です。
アプリケーション | タブで統合 | 分離 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
command+F1 | command+` | F10 | command+F1 | command+` | F10 | ||
CS5 | Illustrator | ||||||
Photoshop | |||||||
InDesign | |||||||
Dreamweaver | |||||||
Fireworks | |||||||
CS4 | Illustrator | ||||||
Photoshop | |||||||
InDesign | |||||||
Dreamweaver | |||||||
Fireworks |
とりあえず、タブ統合していても、command+`キーで切り替えができたのですが、Illustrator CS5になって、このキーボードショートカットが変更されてしまったのです...
Photoshop CS4で追加されたブラシサイズの変更方法ですが、Photoshop CS5では、もうちょっと変わりました。
- control+optionキーを押しながら左右にドラッグ:ブラシサイズの変更
- control+optionキーを押しながら上下にドラッグ:ブラシのボケ足のサイズ変更
画面に表示されている修飾キーについては Mac OS Xの修飾キー(特殊キー)のシンボル - DTP Transitをご参照ください。
ご参考までに:
- [キー、]キーでブラシサイズの増減
- shift+[キー、shift+]キーでブラシのボケ足のサイズ変更(※視覚的に確認できない)
[キー、]キーを使うとき、やはりUSキーボードが便利です。
Photoshop CS5で強化された地味な機能のひとつに、編集中のウィンドウに、FinderからPSDファイル(JPEGファイル、PNGファイル)をドラッグ&ドロップで配置できるというものがあります。
複数のアートボードは、アドビが口をすっぱくして言っているように、複数ページを支援する機能ではない。たとえば、名刺、封筒、便せんのように、判型が異なるなどの理由で別々のドキュメントとして管理していたものを1ドキュメント内で扱うことで、スウォッチやシンボルなどを管理しやすくなるのがメリットだ。
Illustrator各バージョンの目玉的な新機能は、いわば公開ベータみたいなもの。Illustrator CS4で搭載された複数のアートボードは、CS5でようやく実用に耐えうるものに近づいている。
Illustrator CS4では[アートボード]ツールのみだったが、Illustrator CS5ではこれに[アートボード]パネルが加わっている。
ツール | パレット | |
---|---|---|
Illustrator CS4 | [アートボード]ツール | なし |
Illustrator CS5 | [アートボード]ツール | [アートボード]パネル |
[アートボード]パネルによって、(Illustrator CS4ではできなかった)次のことが可能になっている。
- アートボードの複製(AICS4でも[アートボード]ツールを使ってoption+ドラッグによって可能)
- アートボード名の設定(アートボードオプションで設定)
Illustrator CS2以降、「編集モード」(またはグループ編集モード)という機能があるのですが、なにげにここ数バージョンのIllustratorの最大の機能強化ではないかと思うのです。
グループ化されたオブジェクトのひとつを編集したい場合、Illustratorでは[グループ編集ツール]を使いますが、後発のInDesignにはありません。