欲しかったのは、このサブスクリプションじゃないんです...
CS5.5のリリースに合わせて、サブスクリプション(ライセンスの月次支払いプラン)が発表されました。
手頃な月額使用料で
と書いてあるのですが、本当にそうでしょうか?
これまで使い続けてきた人も、これから使う人も同じ金額のため、アップグレードを繰り返した方が断然安くなりますし、製品版+「.5アップグレード」を足すとそんなに金額が変わりません(次の計算はDesign Premiumの場合)。
想定されるのは、次のケースだと思います。
- 社内のライセンスをまとめてアップグレードすると、それなりの金額になってしまう。そのような出費を避けたい
- プロジェクトに応じて、単発でライセンスが欲しい
以前(2010年12月)に、Adobe CSは、そろそろサブスクリプションに移行すればいいのに - DTP Transitというエントリーを書いたのですが、私が意図していたのは、
- 同じバージョンを使えば、バージョン互換の問題はなくなる
- いたずらなUI変更は生産性を落とすだけ(さらに意図しないバグや仕様の不統一も増える)
つまり、「今回はパスするわ」という人がいなくなるくらいの価格設定しないと、意味がないと思うんです。
う〜ん、正直、ビミョー。これに尽きます。