【CS5.5】カテゴリの記事
あんまり話題にならないんですが、次のように縦に並んだオブジェクトの中央を揃える場合、Illustrator、Photoshop、InDesignでは[水平方向中央に整列]と呼んでいます。
でも「水平方向中央」と言われて想像するのはコレ。
ちなみに、Fireworksのメニューでは「縦方向中央揃え」と呼んでいます(ただし、[整列]パレットでは[水平方向中央])。
刻々と変わる為替レートですが、本日だと「1ドル=83.48円」です。
これで計算すると、次のような数字になってしまいます... 逆算すると、日本の価格は「1ドル=135円」くらいでちょうどの計算です。
変動するものなのでアレなんですけど、もうちょっとご考慮いただいてもよいのではないかと思うのです。
製品版
USでの価格 | 換算 | 日本での価格 | 比率 | |
---|---|---|---|---|
Design Standard | $1,299 | 108,441円 | 198,450円 | 183% |
Design Premium | $1,899 | 158,529円 | 249,900円 | 158% |
Web Premium | $1,799 | 150,181円 | 236,250円 | 157% |
Master Collection | $2,599 | 216,965円 | 397,950円 | 183% |
CS5.5のリリースに合わせて、サブスクリプション(ライセンスの月次支払いプラン)が発表されました。
手頃な月額使用料で
と書いてあるのですが、本当にそうでしょうか?
これまで使い続けてきた人も、これから使う人も同じ金額のため、アップグレードを繰り返した方が断然安くなりますし、製品版+「.5アップグレード」を足すとそんなに金額が変わりません(次の計算はDesign Premiumの場合)。
想定されるのは、次のケースだと思います。
- 社内のライセンスをまとめてアップグレードすると、それなりの金額になってしまう。そのような出費を避けたい
- プロジェクトに応じて、単発でライセンスが欲しい
以前(2010年12月)に、Adobe CSは、そろそろサブスクリプションに移行すればいいのに - DTP Transitというエントリーを書いたのですが、私が意図していたのは、
- 同じバージョンを使えば、バージョン互換の問題はなくなる
- いたずらなUI変更は生産性を落とすだけ(さらに意図しないバグや仕様の不統一も増える)
つまり、「今回はパスするわ」という人がいなくなるくらいの価格設定しないと、意味がないと思うんです。
う〜ん、正直、ビミョー。これに尽きます。
Adobe CS5のリリースからほぼ1年。次期バージョンとなるCS5.5が発表になりました。噂通り、有償のアップデートです。
- InDesign、Dreamweaver、Flash、Flash CatalystはCS5.5になるが、Illustrator、Photoshop、FireworksはCS5.1に。ただし、CS5.1は、CS5.5にしないユーザーが受けるアップデートと同様。つまり「Photoshop CS5.0(12.0.4)」と「Photoshop CS5.1(12.1?)」は同じもの、という複雑怪奇なバージョン表記に。
- InDesign CS5.5で保存した.inddファイルはInDesign CS5.0で開くことはできないので要注意。
- Adobe Nav、Adobe Color Lava、Adobe Eazelという有料アプリがiTunes App Storeからリリース予定。Photoshopと連携できる。
ご参考:
「イースター・エッグ」とは(基本的には意味のない)隠し機能のことですが、InDesign CS3のアバウト画面(メニューバー[InDesign]→[InDesignについて...])を開き、「butterfly」とタイプすると次のアニメーションが出てきます。
さらに、それぞれの蝶をクリックすると...