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11月2日-4日、米国サンディエゴでAdobe MAX 2016が開催されています。開催直前にCC 2017が落ちてきました。
2016を飛ばしてCC 2017?
ここ数年、6月にいわゆるメジャーアップグレードが行われてきましたが、この6月はイレギュラーな展開でした。
そして、このタイミングでCC 2017がリリースされ、「メジャーアップデートで、それぞれの整数バージョンがひとつ増える」という平常運転に戻りました。
表にまとめるとこんな感じ。
2015年6月 | 2016年6月 | 2016年11月 | |
---|---|---|---|
Illustrator | 2015 | 2015.3 | 2017 |
19 | 20 | 21 | |
Photoshop | 2015 | 2015.5 | 2017 |
16 | 17 | 18 | |
InDesign | 2015 | 2015.4 | 2017 |
11 | 11.4 | 12 |
設定を変更しない限り、アップデートを行うと旧バージョンがアンインストールされてしまいます。
InDesign CC 2015には、ミニ字形パネルという機能が追加されました。
文字を編集している際、選択している文字に対する異体字などが、小さいパネルとして表示されるというものです。
なかなかいいアイデアだなと思いつつ、次の点で残念です。
- [字形]パネルにアクセスしたいような場面でないときには邪魔でしかない
- 表示される候補が少なすぎる
候補が少ない場合には、ミニ字形パネルの右端の三角ボタンをクリックすれば[字形]パネルが開きます。だったら、キーボードショートカットで[字形]パネルを表示/非表示した方が早い。
ちなみに、上記の(「1」の)場合、ミニパネルでは5つしか表示されませんが、[字形]パネルを開くとこれだけあります。
InDesignは、日本語組版の伝統的な用語などを使っているため、最近、組版などをはじめた方には、?と思うことが多々あるでしょう。
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