素材ダウンロードサービス「Creative Cloudマーケット」がスタート
Creative Cloudデスクトップアプリケーション(右側の画像のウィンドウ)の[アセット]内に[マーケット]というコンテンツが追加されています。
Webサイト制作やグラフィック作成に使える素材を、月に500個まで無料でダウンロードできるようです。
- 画像:マスクが適切に設定された、写真やCGなどのレイアウト用テンプレート(PSD)
- UI:PC、モバイルなどWeb用のフルキット、フォーム、チャート、ナビゲーション、ウィジェット(PSD)
- ベクトルシェイプ:Photoshop、InDesign、Illustratorなどで使える拡大縮小可能なシェイプ(SVG)
- アイコン:DTP、Webなど、あらゆる用途に使えるアイコン(PNG/SVG)
- パターン:リピートが想定されたイラストやテクスチャなどのパターン(PNG/SVG)
- ブラシ:Photoshop用のブラシ(ABR/TPL)
従来、提供されていたオマケ素材と異なり、かなり“使える”と感じるものが多い印象ですので、Creative Cloudメンバーの大きなアドバンテージとなるでしょう。
当然ながら、Creative Cloudのアカウントが必要です(フォトグラフィプランでは使用不可)。使いたい素材が見つかったら、ダウンロードボタンをクリックします。
ダウンロードした素材は、「Creative Cloud Files」-「Market Downloads」フォルダー内に保存されます。
現状では、Creative Cloudデスクトップアプリケーション内でしか確認できないため、一覧性が悪いのが難点です。「おすすめ」、「新しい順」に並び替えたり、カテゴリーごとに表示する機能を利用しましょう。
参考記事
- Adobe「Creative Cloud」に素材マーケット 無料で月500個までダウンロード可能 - ITmedia ニュース
- 高品質な素材を無料ダウンロードできるCreative Cloud Marketが登場 - 448.jp blog
今のところユーザーが直接自分の作成した素材を公開したり、販売したりはできない。ただし Adobe は素材を同社のクリエイター向け SNS「Behance」から調達しているので、そちらに投稿すれば、CC Market に無料の素材として並ぶ可能性はある。
追記(2014年7月10日):
アドビからも情報が出てきました。