【CC 2014】カテゴリの記事
Illustrator CC(2014.1)から「エリア内文字の自動サイズ調整」という機能が付加されました。バウンディングボックスの下に新しく付いたUIをダブルクリックすることで縦方向の自動伸縮が可能になります。
自動で伸縮するポストイット風メモを作成する
これまでは[形状に変換]効果を使って、自動で伸縮するポストイット風メモを実現しました。
「エリア内文字の自動サイズ調整」と、[エリア内文字オプション]を組み合わせると、アピアランスを使わずに実現できます。
2014年10月7日、USでAdobe MAXが開催され、CC製品(Illustrator、Photoshop、InDesignなど)がアップデートされました。それぞれの製品名は「 CC(2014.1)」のようになっています。と思ったら、Photoshopは「Photoshop CC(2014.2)」です…
Illustrator CC(2014.1)の新機能
- Creative Cloudライブラリ:クリエイティブアセット(色、テキストスタイル、グラフィック、ブラシなど)を管理
- Touchワークスペース:Surface Pro 3や、Windows 7または8タブレット向けに最適化されたインターフェイス
- 曲線ツール:曲線のパスを作成するためのペンツールの新しいバリエーション。ダブルクリックすると直線になる
- 連結ツール:オープンパスを簡単に結合したり、不要なセグメントをトリミングするツール
- エリアタイプの自動サイズ調整:テキストの追加、削除、編集に応じてテキストエリアが自動的にサイズ変更される
- Illustratorファミリーとモバイルアプリ(Sketch、Line、Draw)の統合
- Brush CC、Shape CC、Color CCモバイルアプリとの連動
Kulerが「Color テーマ」になってしまっています。
2014年10月6日(月)虎ノ門ヒルズフォーラムで開催された「CREATE NOW DESIGN TOUR」(主催:株式会社Too)に、鷹野 雅弘(スイッチ)が出演しました。
Adobe Create Now Design Tourは、10月から12月まで、東京、千葉、神奈川、名古屋、大阪、福岡、金沢、富山、新潟の9拠点計13回で開催されます。
出る、出るといって、2年...? 『10倍ラクするIllustrator仕事術』の改訂版が、来月(10月)18日くらいに発売になります。
変更点は次の通り:
- 対応バージョンは、CS5/CS5.1/CS6/CC/CC 2014
- 178ページから78ページ増量の256ページ
- 金額は180円(だけ)アップの2380円
- 改訂版にありがちな「焼き直し」は69ページのみ
「2011年版を購入された方にも、また、読んでいただく」ことをコンセプトに編集しましたので、前回と同じ180ページ分が丸々が新しいトピックです。
Amazonでの予約がスタートしています。
ほかのツールを選択しているとき、一時的に[手のひらツール]に切り替えるキーボードショートカットが、Illustrator CCから変更されている、ということに本日気づいて愕然としました。
これまで(Illustrator CS6まで)は、「スペースバー」を押している間のみ、一時的に[手のひらツール]に切り替わりました。しかし、テキスト編集中は、スペースが入ってしまうので、command+スペースを押してからcommandキーのみ離すという方法があったのですが、Illustrator CS6ではうまく機能しないことがあるなどの問題がありました。何より、InDesignと挙動が異なる、というのが悩ましいところでした。
Illustrator CC以降、InDesignと同様に、テキスト編集中は、optionキーで[手のひらツール]に切り替わるようになっています。 そして、InDesignと同様、テキスト編集中でない場合でもoptionキー+スペースでいけますので、まったく同じ操作感で作業できることになっています。
テキスト編集中 | テキスト編集中以外 | 両方 | |
---|---|---|---|
Illustrator CS6まで | command+スペース、 そのまま、 commandキーを離す | スペース +ドラッグ | - |
Illustrator CC/ Illustrator CC 2014 | option +ドラッグ | スペース +ドラッグ | option+スペース +ドラッグ |
InDesign |
ご参考: