【【2014年7月】カテゴリの記事一覧】
上辺の2つの角のみが角丸になっているタブ形状の図形を作成するには、いくつかのアプローチがありますが、大きさを変更するときに、角丸部分(1/4円)の形状が歪んでしまったり、半径が変わってしまうと困ります。
Illustrator CC 2014で実装された[長方形の角を拡大・縮小]オプションが地味ながら重要だという話です。
9スライス
Illustrator CS5以降であれば、シンボルオプションの9スライスを有効にすることで、直しに強いタブ形状になります。
2014年7月23日に開催された第158回バンフーセミナーの終了後、カラーピッカーについて次のような質問をいただきました。
起動直後、「プリント」のドキュメントプロファイルで新規書類を作成し、ツールパネル(または[カラー]パネル)の[塗り]ボックスをダブルクリックして[カラーピッカー]ダイアログボックスを表示すると紫色になってしまうんです…
確かに、次のように表示されます。
Illustrator、Photoshop、InDesignでスウォッチの共有するには「交換用スウォッチ」を使います。拡張子は「.ase」(Adobe Swatch Exchange)のファイルに書き出します。
ところが、この「.ase」ファイルの書き出しコマンド名が、アプリケーションによって異なります。
アプリケーション | コマンド名 |
---|---|
Illustrator | スウォッチライブラリを交換用として保存 |
Photoshop | 交換用にスウォッチを保存 |
InDesign | スウォッチを保存 |
Illustratorは、Illustratorファイル(.ai)としてスウォッチライブラリを書き出せるほか、Photoshopは「.aco」という独自のスウォッチライブラリをサポートしています。
Illustrator | Photoshop | InDesign | |
---|---|---|---|
スウォッチライブラリを Illustratorとして保存 | .ai | ||
スウォッチライブラリを 交換用として保存 | .ase | ||
交換用にスウォッチを保存 | .ase | ||
スウォッチを保存 | .aco | .ase |
.acoは「Adobe Color Swatch File」(Adobe スウォッチファイル)に由来するそうです。つまり「Adobe COlor swatch file」ってこと?
2014年7月23日に開催された第158回バンフーセミナーの終了後、「アンカー付きオブジェクトの大きさに応じて、対応するテキストを調節したい。うまい方法はありませんか?」という質問をいただきました。
今関さん(Blue-Screeeeeeen.net)からコメント(と動画)いただきました。ありがとうございます!
手動で次のブロックに揃えることになりますが、「アンカー付きオブジェクトにするもの+ブロック調整用オブジェクト」でグループを作り、グループにはアンカーのスタイルを、調整用オブジェクトには[テキストの回り込み]を[オブジェクトを挟んで回り込む]に設定すれば、改行無しでテキスト位置の調整が可能でした。
Pen+「1冊まるごとアドビのすべて。」が発売になりました。なかなか読み応えがありました。
このPen+「1冊まるごとアドビのすべて。」の発売記念セミナーが7月29日に開催されました。
アーカイブ(録画)が公開されています。37'50"くらいからのHama-House氏のセッションが楽しい感じです。
Broadcast live streaming video on Ustream
追記(2014年7月31日):
DPSを採用して制作されたデジタル版のPen+『1冊まるごと アドビのすべて。』が本日リリースされました。
アプリそのものは無料ですが、アプリ内課金を使って購入しないと、コンテンツを読むことはできません。