【【2010年12月】カテゴリの記事一覧】
次の問題を解決するIllustrator CS5のアップデータ(ドットリリース)が出ました。
- PSDファイルを Illustrator CS5に読み込むと特色の彩度が失われる
- ガイドを点線に設定した場合のパフォーマンスに問題がある
- パスワード付きのAcrobat 10ドキュメントを開くことができない
- DXF読み込みの精度が十分でない
- 配置画像名に日本語の濁点および半濁点が含まれていると、CS以前のバージョン保存でリンクが無効になる
- 角丸の図形で、内側にカーブする境界線が裏返って外側にカーブする
- ファイルを開くまたは閉じる操作で原因不明のクラッシュが発生する
- セキュリティ上の問題
いわもとぶろぐで触れられているように、HTML5 Packをインストールしていると、このアップデートは失敗します。
HTML5 Packのインストール時にさしかえるファイルを戻せば、アップデート可能、とご案内されていますが、私の環境ではNGでした。
CS4までは絶望的なくらいアンインストール/インストールに時間がかかっていましたが、CS5ではサクっと終了します。Illustratorのみのアンインストール/インストールで10分ちょっとでいけますので、うまくいかない方は、アンインストール/インストールをお試しください。
Acrobat Xがリリースされ、アレ?と思ったのは、[文書]メニューの[ファイルサイズを縮小]、[アドバンスト]メニューの[PDFの最適化]がないこと。
探したところ、[ファイル]メニューの[別名で保存]のサブメニューに[サイズが縮小されたPDF]と[最適化されたPDF]が並んでいました。
軽量化という意味では、近い場所にまとめられたと考えるとよさそうです。
メール本文で送られた原稿など、不要な改行がある原稿は、Jeditの[改行/プリフィックスの削除]を使うと一発で整形できます。
本日(12月6日)発売のMdN 2011年1月号の特集は「電子書籍、次世代レベルの制作手法」。ePub、Digital Publishing Suiteをはじめ、電子書籍について34ページを割いて深掘りしています。
- 概論&基礎知識編
- 紙とWebが出会う場所―電子書籍制作に必要なこと
- デザイナーが知っておくべき電子書籍の現状
- InDesignによる電子書籍制作編
- Adobe Digital Publising Suiteによる最新事例
- Digital Publishing Suiteの制作手法
- EPUB電子書籍制作編
- EPUB電子書籍に関する日本の最新事情
- EPUBデータのCSS編集術―準備編/実践編
- 文字組み基本講座編】
- 電子書籍でこそ押さえるべき文字組みの基本
- 制作ツール&サービス編
- 電子書籍を制作するためのツール&サービス紹介
紙媒体のデザイナーとWebデザイナーは、それぞれ専門化がすすみ、押さえるべき技術、ノウハウがかけ離れているのが現状と思われます。それが電子書籍の登場により、必要な知識の領域が近づいてきたのではないでしょうか。
そこで本特集では、InDesignから電子雑誌をつくれるツール「Adobe Digital Publishing Suite」のノウハウや、EPUBデータのCSS編集術、さらには電子書籍の制作で役立つ文字組みの基本など、電子書籍づくりにチャレンジする紙&WEBデザイナーに必要な知識をまとめて紹介します。
なお、黒須さん(クロスデザイン)との対談『紙をWebが出会う場所』(pp.026-027)、および、EPUBデータのCSS編集術(pp.042-047)を鷹野雅弘が執筆しました。
オフィスワークやカフェでの作業時、警告音が鳴るのは困りものです。そんなときには警告音を無音にして、画面を点滅させる設定を行っておくとよいでしょう。
[システム環境設定]の[サウンド]を開き、[警告音の音量]を一番左にします。これで警告音のみ無音になります。
次に、[システム環境設定]の[ユニバーサル]を開き、[聴覚]タブに切り替えます。 [警告音が鳴るときに画面を点滅させる]にチェックをつけます。
Mac OS X 10.8では、[アクセシビリティ]の[オーディオ]タブの[警告時に画面を点滅させる]にチェックをつけます。