【【2010年11月】カテゴリの記事一覧】
いまや数少ないデザイン/DTP系の雑誌であり、老舗のMdNが11月5日売りの号で200号になったそうです。1989年創刊とのことなので、20年以上。ここまでお疲れ様でした。
先日、現在の編集長にお会いしたときに、こんなことを話されていました(かなり意訳)。
ぱっと見てMdNって何の雑誌かわからない反面、たとえばDTPなんちゃら〜と付いていると、時代が変わると制約が出てきたり、また、使い古された感が出てきてしまうこともある。そういう意味では、このネーミングでよかったのかも。
なお、MdNは、元々「Macintosh Designer's Network」の略だったと記憶しています。
Mac OS X 10.6(Snow Leopard)でIllustrator、InDesignを使う際のHelvetica問題について、改めて検証してみました。
Mac OS X(10.5)でInDesignを使う際のHelvetica問題 - DTP Transitとは状況が異なります。
InDesign | Illustrator | |
---|---|---|
アプリケーションと同階層の「Fonts」フォルダー | Type1のみ 認識する | Type1、TrueType 両方とも認識する |
ユーザー/ライブラリ/Application Support/ Adobe/Fonts | TrueTypeのみ 認識する | |
ライブラリ/Application Support/Adobe/Fonts |
Mac OS X 10.6(Snow Leopard)とInDesign CS5の組み合わせでは、アプリケーションと同階層の「Fonts」フォルダ(「/Application/Adobe InDesign CS5/Fonts」)にType1フォントを入れておくのがベストのようです。
- 必要なのは「PostScript Type 1 outline font」のみ。Font Suitcaseは不要。
- 念のため「AdobeFnt13.lst」は削除してから再起動しましょう。
- Adobe Illustrator CS5.appと同階層には「Fonts」フォルダがないので、自分で作成します。
- InDesign CS5には「Document fonts」がありますよね。でも、アプリケーションと同階層の「Fonts」フォルダの方が確実な感じです(検証繰り返してみたけど、今、ひとつ挙動がつかみきれない...)。
Mac OS Xでは、作業中のドキュメントのタイトルバーをcommand+クリックすると、そのドキュメントが保存されているディレクトリを一覧するメニューが表示されます。メニューをクリックすれば、Finderに切り替わり、そのディレクトリに移動します。
Open/Saveダイアログボックスでの階層移動のUIと似た感じですね。
たとえば、こんなケースに重宝します。
- InDesignでパッケージングしたときなど、「あれ、今、作業しているファイル、本当にこれで正しかったっけ?」
- 作業しているファイルと同じ階層のあの画像をドラッグ&ドロップで配置したいんだけどな。
Default Folderを併用すると、さらにその恩恵にあずかれます。
Tipsでもなんでもないのですが、先日ご存知ない方がいたのでご紹介まで。