【【2010年11月】カテゴリの記事一覧】
DTPのスタイル機能とWeb/ePubのCSSの違いのひとつに、記述する場所があります。
DTPのスタイル機能
- ドキュメント内に書き込みます。InDesignでは[段落スタイル]パネル内で記述されていて、一覧表示するような機能はありません。
- 複数ドキュメントは、ブック機能を使って、それぞれのドキュメントの段落スタイルを同期する機能があります。あくまでも同じものに書き換えるという機能で、それぞれのドキュメント内に記述されていることには変わりありません。
- ブック機能+スタイルの同期は、慎重に行わないと、大事故につながります。
Web/ePubのCSS
- 基本的に、外部スタイルシート書類内に書き込み、それぞれのHTML(XHTML)からはリンクして参照します。
- HTML(XHTML)が何百ページあっても、CSSファイル内の記述を変更すれば、それが即座に変更されます。
- CSSは1ファイルでなく、複数ファイルに分け、それらを同時にHTML(XHTML)から参照できます。
- また、CSSファイルから、別のCSSファイルを読み込むことができます。
- 読み込み順や優先順位などの扱いがあるので、慎重に組み立てる必要があります。
昨日のエントリー住所入力にATOKを活用する - DTP Transitにそれなりに反響があったので、ATOKの活用の補足です。
- 文節ごとに確定するのではなく、なるべく長く入力した方が変換精度が高まる
- 一旦適用してしまった文字列を選択して、control+shift+Yキーを押すと再変換になる
- (ATOKに限りませんが)よく使う製品名や機能名などは単語登録しておくとよい。たとえば「ふぉと/Photoshop」、「あぴ/アピアランス」など。住所や電話、メールアドレスも使う頻度が高い
- ATOK Syncを使えば、インターネット越しに辞書を同期できる。ジャストシステムのオンラインストレージサービス「インターネットディスク(InternetDisk)」(有料)を使うことが推奨されていますが、MobileMeを使う方法もある(リンク):あれ?でも、MobileMeの方がコストがかかりますね...
- 「でぃれくしょん」と入力してF4キーを押せば、「direction」「Direction」「DIRECTION」などの英単語に順番に変わる
- 広辞苑などと連携しておくと超便利
まだまだありますが、今日はこのくらいで。
ご参考:
ATOKには、郵便番号を入力して住所入力できる機能があります。年賀状の宛名入力などを行うときなどに、この機能を活用するとスピーディです。
次のいずれかの方法で、郵便場号を入力します。
- shiftキーを押しながら、テンキーから郵便番号を入力(全角数字として入力される)
- Qwertyキーボードの上の数字キーから郵便番号を入力
以前は、入力後にcontrol+3を押しましたが、最近のATOKではshift+returnで確定できます。
郵便番号は、頻繁にアップデートされていますが、ATOKユーザーには最新の辞書が提供されます。
ちなみに、ずいぶん昔のATOK(私が知る限りATOK 8)からある機能です。
同じスタイルシートですが、DTPのスタイル機能とWeb/ePubのCSSは、かなり異なります。Webでは「HTML+CSS(XHTML+CSS)」と記述するように、CSSだけでなく、その前提となるHTML(XHTML)をどう記述するかが肝心です。
DTPのスタイル機能
- 見出し、本文、キャプションにかかわらず、すべての段落は、同じ段落です。
- これに段落スタイルを作成/適用することで、見かけ上、見出しらしく、本文らしく、キャプションらしく見えます。
- それぞれの段落には、段落スタイルを適用する必要があります。
- 文字レベルで書式を設定するには、文字スタイルを作成/適用します。文字スタイルは、段落スタイルよりも優先されます。
11月24日からiOS 4.2ソフトウェアアップデートが公開されています。これによって、iPadでもマルチタスキングが可能になっているほか、次の機能が可能になります。
- フォルダ(管理できるアプリの数が増える)
- AirPrint(iPhone、iPad、iPod touchからプリントアウト可能に)
- AirPlay(iPhone、iPad、iPodにあるデジタルメディアを、Apple TVで再生可能)
なお、iPhone 4、iPad、第4世代のiPod touchでは、MobileMeを使わずに「iPhoneを探す」機能(Find my iPhone)が無償で利用できるようになっています。